スズキ | SUZUKI GSX1000Sカタナ | GSX1000S KATANA

スズキ
 | SUZUKI
 GSX1000Sカタナ | GSX1000S KATANA

車輌プロフィール

GSX1000Sカタナ(センカタナ)は、GSX1100Sカタナ(1100カタナ)の1,000cc版として、1981年に発売された(82モデル)。エンジンボアをサイズダウンし(72mm→69.4mm)、排気量を998ccとしたモデルだった。これは、当時のレース規格(上限1,000ccのTTF-1など)に合致させたものだった。キャブレターを強制開閉式(VM34)にしたこと以外は、1100カタナと同一ながら、TTF-1が750cc化されたこともあって、短命に終わった。北米での名称は、GS1000S。4バルブ化されたGSXシリーズは、アメリカでは2バルブGSの後継モデルとして扱われ、車名の付け方が継続されていた。※2019年に「KATANA」という1,000ccのニューモデルが登場。その「KATANA」は、GSX1100Sカタナを始めとしたKANATA・シリーズ全体を蘇らせたことを象徴するもので、GSX1000Sカタナとは、KATANAを名乗ったこと、排気量がほぼ同じであること以上のつながりはない(すなわち後継モデルではない)。

1982年 GSX1000S KATANA (カタログメイン)
1982年 GSX1000S KATANA
新登場
1982年モデル
スズキ GSX1000S KATANA

GSX1000SZ。998ccの油冷直4DOHC4バルブエンジンは、GSX1100Sカタナ用ユニットのシリンダーボア72ミリを69.4ミリに縮小したものだった(ピストンストロークはともに66ミリ)。キャブレターの形式が、負圧から強制開閉になったこと以外は、1100カタナと同じだった。

基本スペック

タイプグレード名 GSX1000S KATANA
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 1981
仕向け・仕様 海外向けモデル
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 油冷
排気量 (cc) 998
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 69.4
行程(ピストンストローク)(mm) 66
燃料供給方式 キャブレター
エンジン始動方式 セルフスターター式
搭載バッテリー・型式 YB14L-A2
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 42
チェーンサイズ 630
標準チェーンリンク数 96
フレーム型式 ダブルクレードル
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後)構造名 バイアス