スズキ | SUZUKI アヴェニス125 | AVENIS 125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

アヴェニス125は2度生まれた。最初は、1998年12月に新発売されたスクーター(モデルイヤーは1999年)。4スト単気筒のエンジンは、124ccと152ccの2種類の排気量が用意され、前者がアヴェニス125、後者がアヴェニス150としてラインナップされた。発売当時、スズキには、ヴェクスター125/150(1994年-)も存在していたので、同時期に、別モデルで、125/150のスクーターが販売されることになっていた。後発のアヴェニスの特徴は、ヴェクスターよりも大柄で、ゆったり乗車できる車体サイズと、12インチの少し大きめのホイール(ヴェクスターは10インチ)。すでにブームの兆しを見せていたビッグスクーター的な性格が与えられた、ミドルスクーターだった。なお、アヴェニス125と150は、外観上ほぼ同じで、アヴェニス125には、原付2種ならではの三角ステッカー(車体前後の白いライン)が配され、ピンクナンバーが与えられていた。なお、150ccのほうのアヴェニスは、2002年からカワサキ向けにOEM供給され、エプシロン150としても販売されたが、アヴェニス125は、その前に短命なモデルライフを終えていた。その後、20年ほどの時を経て、2022年10月のインターモト(ドイツ・ケルン)において、新しいアヴェニス125(欧州向け)が発表された。2度目の誕生で、日本では同年の10月21日に発売された。2代目のアヴェニス125は、この年の1月からインド市場で販売されていたモデルで、排気量124ccの空冷単気筒エンジンを搭載。ホイールサイズは、前が12インチ、後ろが10インチとなった。ヘッドライトはLED式で、液晶メーターを装備。USBソケットも備えた。ブレーキは前後連動式のコンバインドブレーキ。

2023年 AVENIS 125 (カタログメイン)
2023年 AVENIS 125
2023年モデル
スズキ AVENIS 125

インド市場で2022年初頭から販売されていたアヴェニス125が、2022年10月、欧州向けの「アヴェニス125」としても発表された。

基本スペック

タイプグレード名 AVENIS 125
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1895
全幅 (mm) 710
全高 (mm) 1175
ホイールベース (mm) 1265
最低地上高(mm) 160
シート高 (mm) 780
車両重量 (kg) 107
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 124
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 52.5
行程(ピストンストローク)(mm) 57.4
圧縮比(:1) 10.3
最高出力(kW) 6.4
最高出力(PS) 8.7
最高出力回転数(rpm) 6750
最大トルク(N・m) 10
最大トルク回転数(rpm) 5500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 5.2
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
キャスター角 26°30′
トレール量 (mm) 89
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 90/90R12
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 90/100R10
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:燃料計
車両装備:前後連動式ブレーキ
車両装備:USBポート
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド