スズキ | SUZUKI スカイウェイブ250 | SKYWAVE 250

車輌プロフィール

「スカイウェイブ」は、1990年代の終わりから、スズキのビッグスクーターシリーズを構成したモデル群の総称。その始まりは、1998年2月に発売された「スカイウェイブ250」だった。2000年前後には、空前のビッグスクーター(カスタム)ブームが巻き起こるが、スカイウェイブ250登場時は、まさにその前夜のこと。排気量249ccの水冷4スト単気筒SOHCエンジンを、バックボーンフレームに搭載。スカイウェイブ250によって、ホンダ、ヤマハに続き、スズキがビッグスクーター市場に参入したことになった。スカイウェイブ250のカスタマイズドモデルとして2001年に発売されたスカイウェイブ250タイプSは、一時期カワサキへとOEM供給され、カワサキ・エプシロン250としても販売された。スカイウェイブ250は、幾度かのモデルチェンジを受け、前述のタイプSをはじめとしたバリエーションモデルを展開しながら生産が続けられた。単に「スカイウェイブ250」という名称のモデルは、2006年にインジェクション化されたのち姿を消したが、タイプSやSSなどがラインナップされ続け、最終的には平成28年排出ガス規制への適合が必要になる前の2017年まで販売されていた。

2000年 SKYWAVE 250 80周年記念モデル (カタログメイン)
2000年 SKYWAVE 250 80周年記念モデル
特別・限定仕様
2000年モデル
スズキ SKYWAVE 250 80周年記念モデル

2000年7月のスカイウェイブ250マイナーチェンジと同時に設定された、スズキ創立80周年記念モデル。専用カラーを採用するとともに、グリップヒーターとナックルガードという「リミテッド」装備も与えられた。

基本スペック

タイプグレード名 SKYWAVE 250 80周年記念モデル
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
型式 BA-CJ42A
発売年 2000
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2260
全幅 (mm) 825
全高 (mm) 1365
ホイールベース (mm) 1590
最低地上高(mm) 120
乾燥重量 (kg) 162
車両重量 (kg) 186
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 39.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 J429
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 249
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 73
行程(ピストンストローク)(mm) 59.6
圧縮比(:1) 10.7
最高出力(kW) 17
最高出力(PS) 23
最高出力回転数(rpm) 7000
最大トルク(N・m) 25
最大トルク(kgf・m) 2.5
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 CVK30
燃料タンク容量 (L) 13
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 507.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR7EK
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 パイプバックボーン
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 106
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 110/90-13
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 55
タイヤ(前)速度記号 P
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-13
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 57
タイヤ(後)速度記号 P
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.0
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.5
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
車両装備:グリップヒーター
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド