ノートン | Norton マンクス | Manx
マンクスは、2025年のEICMA(イタリア・ミラノ)で発表された新生ノートン・モーターサイクルズのネイキッドスポーツモデルだった。同時に、フルフェアリングモデルのマンクスRも発表されたが、この両車が搭載したのが、排気量1,200ccで、挟み角を72°としたV型4気筒エンジンだった。この新開発ユニットは、206bhpの最高出力と130Nmの最大トルクを発揮していた。前後のサスペンションは、マルゾッキ製のセミアクティブタイプで、ブレーキキャリパーにはブレンボ製のHypureを採用。もちろん、2020年代半ばのプレミアムスポーツモデルらしく、様々な電子制御システムが組み込まれて、ライダーを助けてもいた。※英国の伝統あるモーターサイクルブランド、ノートンは、2020年にTVSモーターカンパニー(インド)に買収され、その支援を受けながらイングランドのウェスト・ミッドランズ州の工場で生産をおこなっている(2025年時点)。