ヤマハ | YAMAHA XSR700Xトリビュート | XSR700 Xtribute

車輌プロフィール

2015年に登場したXSR700(日本での発売は2017年11月)は、MT-07をベースにしたネオレトロスポーツ(ヤマハ風に言えば「スポーツヘリテイジ」)。そのXSR700をベースに、往年のオフロードモデルXT500(1976年)のイメージを重ねあわせた、スクランブラースタイルの派生モデルとして設定されたのが、XSR700XTributeだった(XTとトリビュートの頭文字を重ね合わせているもよう)。エンジンやフレームなどの基本構成は、XSR700と同様。主な違いは、フロントホイールを18インチ化したうえで、前後にブロックパターンのタイヤを履き、オフロードモデル風のフラットなシートや、ハンドルバーを備えたこと。他に、フロントフォークにレトロな蛇腹のカバーが付いたことなどがあった。2018年11月のEICMA(ミラノショー)で発表された。2022年モデルではLEDヘッドライトの採用や反転液晶メーターを採用した。(※2021年12月時点で日本未発表)

2019年 XSR700 Xtribute 1981(カタログメイン)1981
2019年 XSR700 Xtribute1981 2019年 XSR700 Xtribute1981(リアビュー) 2019年 XSR700 Xtribute(オプション設定のアクラポヴィッチマフラーを装着)
新登場
2019年モデル
ヤマハ XSR700 Xtribute

排気量689ccの水冷4スト並列2気筒エンジンなど、基本構成は同時代のXSR700と同様。つまり、MT-07とも同じ。カラーリングのモチーフは、1981年モデルのXT500で、名称も「1981」となっていた。XSR700XTributeは、欧州市場で2019年4月から発売される(2018年11月現在の情報)。オプション装備として、XT500のイメージを強調するアクラポヴィッチのマフラーが設定されていた。

基本スペック

タイプグレード名 XSR700 Xtribute
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2075
全幅 (mm) 865
全高 (mm) 1085
ホイールベース (mm) 1405
最低地上高(mm) 140
シート高 (mm) 845
車両重量 (kg) 191
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 688
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 80
行程(ピストンストローク)(mm) 68.5
圧縮比(:1) 11.5
最高出力(kW) 55
最高出力(PS) 74.8
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 68
最大トルク(kgf・m) 6.9
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 LMAR8A-9
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 YTZ10S
バッテリー容量 12V-8.6Ah 10HR
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.0
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 2.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 2.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 24°50′
トレール量 (mm) 90
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70ZR18
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 59
タイヤ(前)速度記号 W
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73
タイヤ(後)速度記号 W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)