ヤマハ | YAMAHA シグナス グリファス | CYGNUS GRYPHUS

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

シグナスXの後継モデルとして、2021年12月に発売された、シグナス・グリファス。生産国である台湾では、2020年7月に発表されており、日本市場への導入が待たれていた。前身のシグナスXとの違いは、これまで空冷式だったエンジンが、水冷化されたこと。排気量124.6ccの水冷4スト単気筒SOHC4バルブエンジンには、VVA(可変バルブ機構)も搭載されていた。小回りの利く前後12インチホイール採用は変わっていないが、シグナスX(2020年モデル)よりも、車体サイズはやや大柄になり、ホイールべースは、35ミリ延長された1,340ミリになっていた。また、前後12インチのホイールに組み合わされたタイヤ幅は、シグナスXの前110/後120ミリから、前120/後130ミリへとサイズアップ。スクーターながら、デジタル式のタコメーター(まるで道路のような)も表示され、フロントポケットにはUSBソケット(当時スマートフォンと称された携帯式情報端末の充電に使える)も装備された。なお、登場時の日本仕様にはABSは搭載されず、前後連動式ブレーキ(ユニファイドブレーキシステム)が採用されていた。発売翌年の2月には、ロードレース世界選手権(2021年現在でのMotoGP及びその前身)への参戦60周年を記念した特別カラーモデルも発売された。2023年1月には、この当時、ヤマハのMotoGPワークスチームをスポンサードしたモンスターエナジー(清涼飲料水ブランド)カラーの特別仕様車が800台限定で発売された。※台湾発表時からしばらく、本サイトでは「シグナス グリフィス」と表記していたが、ヤマハから正規のカナ表記が発表されたことを受けて、グリファスに訂正した。GRYPHUSは、コンドル科猛禽類の学名。

2020年 CYGNUS GRYPHUS (カタログメイン)
2020年 CYGNUS GRYPHUS
2020年モデル
ヤマハ CYGNUS GRYPHUS

※諸元情報は、台湾仕様(ABS搭載モデル)のもの

基本スペック

タイプグレード名 CYGNUS GRYPHUS
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1935
全幅 (mm) 690
全高 (mm) 1160
ホイールベース (mm) 1340
最低地上高(mm) 125
シート高 (mm) 785
車両重量 (kg) 124
最小回転半径(m) 2.0
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.6
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 52
行程(ピストンストローク)(mm) 58.7
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 6.1
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YT7B-BS
バッテリー容量 12V-6.5Ah 10HR
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.0
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 120/70-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 L
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-12
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 56
タイヤ(後)速度記号 L
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:可変バルブ機構
車両装備:USBポート
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド