車輌プロフィール

FZ6フェザーS2は、既存のFZ6フェザーのハイスペックバージョンとして2007年モデルで新登場したスポーツツアラーモデル。YZFシリーズのような2眼スタイルのハーフカウルが特徴だったが、日本国内へは正式導入されず、「逆輸入」というかたちで流通したのみだった。YZF-R6系の水冷直列4気筒エンジンを搭載するところなど、基本構成はFZ6フェザー同様ながら、インジェクションマッピングの変更などによって、スロットルレスポンスなどが一層向上していた。フロントブレーキは、対向4ポッドのモノブロックキャリパーが採用された。メーターは、同年代のFZ1系と同じ、アナログ回転計、デジタル速度計の組み合わせとなった。ネイキッド仕様のFZ6 S2もラインナップされていた。その後、600㏄クラスのミドルスポーツは、XJ6シリーズへと切り替わり、ハーフカウル装備モデルも、XJ6ディバージョンへとチェンジされた。