ヤマハ | YAMAHA ギア / BA50/BX50 | GEAR

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

ギアは、1994年に発売されたビジネススクーター。最初のモデルは空冷2ストロークエンジン(49cc)を搭載していたが、2007年10月発売の2008年モデルからは、水冷4ストロークエンジン(49cc)を搭載するようになった。ギアが新発売された90年代は、80年代からの原付スクーター(オートマチックミッション)人気の結果、パート主婦や学生アルバイトが、そもそもオートマ車しか運転したことがない世代になっていた。そこで、宅配用途(新聞やピザ)に、配達専用で、タフな原付スクーターが必要にという背景があった。94年登場時には、標準仕様(BA50)と、パーキングスタンド仕様(BA50S)がラインナップされ(パーキングスタンド仕様は項を分けた)、96年には、新聞配達に装備を特化させたニュースギア(BA50N)も追加された(ニュースギアも別項)。1999年のマイナーチェンジでは、平成10年排出ガス規制に適合するためのマイナーチェンジを受け、同時にリアブレーキを大径化。2008年モデルでは、平成18年規制のために、エンジンを4スト化するとともに、初のフルモデルチェンジを受けた。ここで、標準タイプのギアは、これまでのBA50からBX50に名称を変更された。2015年には、やはり規制対応に向けてO2センサーなどを搭載し、2017年には平成28年規制に適合した。ロングセラーモデルとして、求められる規制への適合を受けながらも、宅配のためのスクーターという基本コンセプトは揺らぐことはなかった。

2006年 GEAR ライトグレーソリッド4(カタログメイン)ライトグレーソリッド4
2006年 GEARライトグレーソリッド4
マイナーチェンジ
2006年モデル
ヤマハ GEAR

フロントフォークアウターチューブの塗装色の変更を行なった。

基本スペック

タイプグレード名 GEAR
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 BB-UA03J
発売年 2005
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1850
全幅 (mm) 650
全高 (mm) 1035
ホイールベース (mm) 1270
最低地上高(mm) 90
シート高 (mm) 735
乾燥重量 (kg) 84
車両重量 (kg) 94
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 51.0
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 A120E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 40
行程(ピストンストローク)(mm) 39.2
圧縮比(:1) 7.1
最高出力(kW) 3.7
最高出力(PS) 5
最高出力回転数(rpm) 6500
最大トルク(N・m) 5.6
最大トルク(kgf・m) 0.6
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 Y14P
燃料タンク容量 (L) 9
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 459.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR7HS
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 GT4L-BS
バッテリー容量 12V-3Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.40
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
1次減速比 4.000
2次減速比 3.307
フレーム型式 パイプバックボーン
キャスター角 26°00′
トレール量 (mm) 78
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 90/90-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 44
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 110/90-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 51
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.75
ヘッドライト定格(Hi) 30W/30W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:パーキングブレーキ
車両装備:センタースタンド