ヤマハ | YAMAHA YZF-R6

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

1998年のインターモト(ドイツ・ケルン)で発表され、翌1999年に登場した600ccクラスのスーパースポーツが、YZF-R6だった。前年にはYZF-R1がデビューしており、コンパクトなシャシーにハイパワーというR1の思想を600ccの特性に合わせたマシンとしての登場だった。前身モデルは、サンダーキャットことYZF600R。シャシーのコンパクトさは、サンダーキャット比で25ミリ短縮されたホイールベースからも明らかだった。登場初期から2010年までは、短期間でのモデル変更を繰り返した。2001年型では二輪車初のLEDテールランプを採用するなどの軽量化、03年にフルモデルチェンジ、05年に倒立フォーク採用、06年フルモデルチェンジなどが行われた。2012年にはヤマハのロードレース世界選手権参戦50周年を記念したスペシャルカラーも設定。2017年には、久しぶりの全面変更を受け、(R6のデビュー時と同じように)15年登場の新型YZF-R1をイメージさせるモデルとなった。

1999年 YZF-R6 (カタログメイン)
1999年 YZF-R6 1999年 YZF-R6 1999年 YZF-R6
新登場
1999年モデル
ヤマハ YZF-R6

「最もエキサイティングで、速い600cc」をコンセプトにした新型モデルとして登場。599cc水冷4サイクルDOHC4気筒エンジンを搭載した。120psは、このクラス初の「リッター換算200ps」だった。

基本スペック

タイプグレード名 YZF-R6
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 1999
発売月 1
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2025
全幅 (mm) 690
全高 (mm) 1105
ホイールベース (mm) 1380
シート高 (mm) 820
乾燥重量 (kg) 169
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 599
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 65.5
行程(ピストンストローク)(mm) 44.5
圧縮比(:1) 12.4
最高出力(PS) 120
最高出力回転数(rpm) 13000
最大トルク(kgf・m) 6.95
最大トルク回転数(rpm) 11500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 17
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR10EK
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 GT9B-4
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 532
標準チェーンリンク数 116
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/60ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 5.5
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:エンジン回転計