ホンダ | HONDA NC750L(MT/AT教習車仕様)

車輌プロフィール

NC750L教習車仕様は、その名の通り、大型二輪免許取得のための教習車として、自動車学校向けに販売されたモデルだった。ホンダの大型二輪免許教習仕様車としては、CB750が長く用いられてきたが、CB750の生産が終了したのち、NC750Lがその役を受け継ぐことになったかたち。なお、NC750・シリーズの前身には、NC700系が存在したが、NC700系に教習車仕様は存在していない。これは、道路交通法施行規則に、「技能試験において使用する自動車」として「総排気量0.700リットル以上の大型自動二輪車」という定めがあり(第24条6)、669ccだったNC700S/XはNGだったから。NC750Lは、排気量を745ccに拡大することによって、教習車になることができた。なお、NC750Lの初登場は2013年で、一般モデルのNC750S/X(745cc)が登場する前のこと。見た目はNC700S/NC750S近似のネイキッドスタイルで、大型バンパーや教習車ならではの表示ランプが取り付けられただけのように見えるが、NC750Lは、NC700S/NC750Sよりもシート高が20ミリ低く、ミッションは5段変速になっていた。2022年7月に、新しいNC750Lが登場。ベースモデルがNC750Xになり、MT教習車仕様とDCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載のAT教習車仕様が登場した。両車の差異は、ヘッドライトまわりの表示ランプ。AT教習車仕様ではギアポジション表示ランプが省略化されていた。

2022年 NC750L AT教習車仕様 パールグレアホワイト(カタログメイン)パールグレアホワイト
2022年 NC750L AT教習車仕様パールグレアホワイト
新登場
2022年モデル
ホンダ NC750L AT教習車仕様

6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載した「AT教習車仕様」。。※2022年7月21日から自動車教習所を対象に販売開始。

基本スペック

タイプグレード名 NC750L AT教習車仕様
モデルチェンジ区分 新登場
型式 8BL-RH14
発売年 2022
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2205
全幅 (mm) 845
全高 (mm) 1200
ホイールベース (mm) 1525
最低地上高(mm) 125
シート高 (mm) 793
車両重量 (kg) 237
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 37.0
測定基準(1) 60km/h走行時
燃料消費率(2)(km/L) 26.9
測定基準(2) WMTCモード値
原動機型式 RH14E
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 745
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 77
行程(ピストンストローク)(mm) 80
圧縮比(:1) 10.7
最高出力(kW) 27
最高出力(PS) 37
最高出力回転数(rpm) 5500
最大トルク(N・m) 57
最大トルク(kgf・m) 5.8
最大トルク回転数(rpm) 3500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 518.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 電子式・6段自動変速
変速機・操作方式 自動変速+ハンドスイッチ
1次減速比 1.921
2次減速比 2.933
変速比 1速 2.666/2速 1.904/3速 1.454/4速 0.967/5速 0.815
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 116
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58
タイヤ(前)速度記号 (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 160/60ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 69
タイヤ(後)速度記号 (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ