ホンダ | HONDA CR80R-2 | CR80RⅡ

車輌プロフィール

CR80R2は、ホンダの2ストエンジン搭載のモトクロス競技専用モデル。新登場したのは、1985年モデル(1984年10月発売)で、すでに販売されていたCR80R(1980年-)の前後のホイール(F17/R14)を大径化したバリエーションモデルという位置づけだった。CR80R2のホイールサイスは、フロント21インチ/リア18インチの、いわゆる「フルサイズ」で、キッズや小柄な人のためのCR80Rを、大人でも楽しめるようにしたものだった。エンジンやフレームなど、基本的な構成要素は、CR80Rと同じながら、CR85R2は、毎年ラインナップさえれていたわけではなく、次の登場は、10年後の1996年モデルでのこと。ここでは、ホイールサイズがフロント19/リア16インチに変更されていた。その後、2001年モデルで、排気量を79.4ccから82.9ccに拡大しながら2002年モデルまで設定され、2003年モデルではCR80Rとともに、CR85R/2へと進化した。※CR80R2は競技専用車であり、ナンバーを取得して公道を走行することはできない。

1985年 CR80RⅡ (カタログメイン)
1985年 CR80RⅡ
新登場
1985年モデル
ホンダ CR80RⅡ

この年、エンジンを変更したCR80Rをベースに、フロント21インチ、リア18インチのホイールを採用した。

基本スペック

タイプグレード名 CR80RⅡ
モデルチェンジ区分 新登場
型式 HE04
発売年 1984
発売月 10
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2020
全幅 (mm) 790
全高 (mm) 1155
ホイールベース (mm) 1355
最低地上高(mm) 340
シート高 (mm) 890
乾燥重量 (kg) 73.5
乗車定員(名) 1
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 79
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 46
行程(ピストンストローク)(mm) 47.8
圧縮比(:1) 8.2
最高出力(PS) 22.5
最高出力回転数(rpm) 11500
最大トルク(kgf・m) 1.42
最大トルク回転数(rpm) 11000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 5
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
エンジン潤滑方式 混合給油(2スト)
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
変速比 1速 2.333/2速 1.722/3速 1.400/4速 1.173/5速 1.000/6速 0.884
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 26°15′
トレール量 (mm) 100
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 255
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 270
タイヤ(前) 2.75-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 4.10-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ