ホンダ | HONDA CR80R

車輌プロフィール

CR80Rは、ホンダの2ストエンジン搭載のモトクロス競技専用モデル。1980年モデルから、2002年モデルまでラインナップされた。搭載した80ccクラスの単気筒エンジンは、登場当初は空冷式だったが、83年モデルで水冷化された・ブレーキは、登場時は前後ともドラム式(リーディングトレーリング)だったが、86年モデルでフロントを、92年モデルでリアをディスク式にあらためた。ホイールサイズは、80年モデルのみが、フロント16インチ/リア14インチで、翌年(81年)以降はフロントを17インチ化した。1984年10月(85年モデル)には、ホイールをフルサイズに変更したバリエーションモデルのCR80R2(F21/R18インチ)が設定された。2001年モデルで、排気量を79.4ccから82.9ccに拡大。後継モデルは、2003年モデルで登場したCR85R。※CR80Rは競技専用車であり、ナンバーを取得して公道を走行することはできない。

1996年 CR80R (カタログメイン)
1996年 CR80R
フルモデルチェンジ
1996年モデル
ホンダ CR80R

フルモデルチェンジを受けた。エンジン、フレームともに変更されており、チャンバーの形状変更やスリムなシートの採用、全体のフラッシュサーフェス化(凹凸を減らした)ことなどにより、ライディングポジションの移動も行いやすくなった。

基本スペック

タイプグレード名 CR80R
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
型式 HE04
発売年 1996
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1831
全幅 (mm) 743
全高 (mm) 1132
ホイールベース (mm) 1266
最低地上高(mm) 330
シート高 (mm) 842
乾燥重量 (kg) 65
乗車定員(名) 1
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 79.4
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 46
行程(ピストンストローク)(mm) 47.8
圧縮比(:1) 8.4
最高出力(PS) 25.7
最高出力回転数(rpm) 12500
最大トルク(kgf・m) 1.5
最大トルク回転数(rpm) 11000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PE68D
燃料タンク容量 (L) 5.8
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 B9ES
点火プラグ必要本数・合計 1
エンジン潤滑方式 混合給油(2スト)
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 4.117
2次減速比 3.267
変速比 1速 2.333/2速 1.722/3速 1.400/4速 1.174/5速 1.000/6速 0.885
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 26°57′
トレール量 (mm) 77.4
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 275
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 280
タイヤ(前) 70/100-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 40
タイヤ(前)速度記号 M
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 90/100-14
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 49
タイヤ(後)速度記号 M
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ