ホンダ | HONDA CRF150R

車輌プロフィール

CRF150Rは、2007年のニューモデルとして、2006年10月に発売されたモトクロス専用モデル。ホンダのオフロードレーサーの系譜においては、CR85Rの後継モデルにあたり、搭載するエンジンが、(CR85Rの)水冷2スト単気筒84.7ccから、149.7ccの水冷4ストロークOHC4バルブユニットに変更されていた。上位モデルのCRF450RやCRF250Rにも用いられたユニカムバルブトレイン機構(1本のカムシャフトで4本のバルブを駆動させてコンパクト化できる)を採用したこのエンジンを、扱いやすいサイズのフレームに搭載した。ホイールサイズはフロント17インチ、リア14インチで、CR85Rと同じ。また、CRF150RⅡとして、大径の19インチ/16インチも並行してラインナップされたのも、CR85RⅡと同様だった。2012年モデルでマイナーチェンジを受け、エンジンのシリンダーヘッドとピストンの形、カムシャフトの設定を変更して、より扱いやすい出力特性を得て。サスペンションもフリクション(摩擦抵抗)低減などが図られた。※競技専用車両のため、ナンバー取得、公道での走行はできない

2012年 CRF150R レッド(カタログメイン)レッド
2012年 CRF150Rレッド
マイナーチェンジ
2012年モデル
ホンダ CRF150R

シリンダーヘッドおよびピストンの形状と、カムシャフトプロフィールを変更することで扱いやすい出力特性と、より力強く高回転域まで伸びのあるパワーフィールを実現。サスペンションは、各ブッシュの材質と形状を見直し、フリクションを低減させて路面追従性の向上を図った。

基本スペック

タイプグレード名 CRF150R
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 KE03
発売年 2011
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1832
全幅 (mm) 770
全高 (mm) 1133
ホイールベース (mm) 1260
最低地上高(mm) 301
シート高 (mm) 832
車両重量 (kg) 82.9
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 149.7
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 66
行程(ピストンストローク)(mm) 43.7
圧縮比(:1) 11.7
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 FCR15C
燃料タンク容量 (L) 4.3
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8EHIX-9
点火プラグ必要本数・合計 1
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.7
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.56
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 0.59
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 4.117
2次減速比 3.333
変速比 1速 2.214/2速 1.647/3速 1.318/4速 1.105/5速 0.956
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 50
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 120
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 27°02′
トレール量 (mm) 78
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 70/100-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 40
タイヤ(前)速度記号 M
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 90/100-14
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 49
タイヤ(後)速度記号 M
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.4
ホイールリム幅(後) 1.6