ホンダ | HONDA シャリィ50 | CHALY 50

車輌プロフィール

シャリィ50は、1972年7月に初代モデルが発売され、数回のマイナーチェンジ(小変更)を受けながら、1997年モデルまで販売された長寿モデル。83年までは、シャリィ70もラインナップされていた。乗降の際に大きくまたぐ必要のないアンダーボーンタイプのフレームに、小径の10インチホイールを組み合わせ、スーパーカブのようなレッグガードが付いているところは、一貫して変わらなかった。初期モデルのプレスリリースに「家族みんなで楽しめるホームバイク」という表現があったように、運転に慣れない人(おそらく女性を想定)でも簡単に操作ができるようにと、クラッチ操作なしの2段変速モデル(CF50-I)も設定されていた。登場から10年目の1981年には、角目ヘッドライトを採用し、リッターあたり100kmの燃費を達成。1988年モデルからは、排出ガス規制の記号(A)が前置された型式(A-CF50)になった。また、1992年からは、モデル名から「50」が取れ、単に「シャリィ」となった、かと思えば、95年には「シャリー」と表記されるようになるなどの揺らぎはあったが、この項では「シャリィ50」で統一した。

1976年 CHALY HONDA CF50-Ⅲ (カタログメイン)
1976年 CHALY HONDA CF50-Ⅲ
追加
1976年モデル
ホンダ CHALY HONDA CF50-Ⅲ

ハンドル前面に、新設計の大型バスケットを標準装備

基本スペック

タイプグレード名 CHALY HONDA CF50-Ⅲ
モデルチェンジ区分 追加
型式 CF50
発売年 1976
発売月 4
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1615
全幅 (mm) 630
全高 (mm) 960
ホイールベース (mm) 1100
車両重量 (kg) 76
最小回転半径(m) 1.6
乗車定員(名) 1
原動機型式 CF50E
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 8.8
最高出力(PS) 3.2
最高出力回転数(rpm) 7500
最大トルク(kgf・m) 0.34
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 2.8
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 マグネット式
点火プラグ標準搭載・型式 C5HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 6N4-2A-4
バッテリー容量 6V-4Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・3段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 低床バックボーン
キャスター角 25°00'
トレール量 (mm) 56
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 3.50-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 2PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 3.50-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 2PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
スピードメーター表示形式 アナログ
車両装備:キャリア
車両装備:センタースタンド