XR100モタードのクラッチの状態が良くなかったので、思い切って交換した。
強化版だが、さほど重くはならない。元々軽いクラッチだから、重くなっても気にならないレベルだ。
交換後はニュートラルも出しやすくなった。
交換はクランクケースの右側(クラッチカバー)を取り外すので、オイル交換のついでに行うか、バイクごと左に寝かせてしまえば、オイルは交換せずに済む。
ただし、カバーを取り外す際に、間違いなくパッキンが切れるので、パッキンは同時に買っておくことをお勧めする。
サービスマニュアルが手元にあれば、作業自体はさほど難しくはないし、サークリップフライヤー以外には特殊工具も必要ない。
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ホンダ小排気量バイクによく使われるPC20だが、本来のパワーを出すにはちゃんとしたセッティングが必要だ。
6本セットになっているので、どれかは当たりが出るし、バラで買うより安い。
使い方だが、ジェットの番号はきわめて小さく刻印されているので、視力がいい人以外は結構見にくく、老眼には辛い。
そこで、虫眼鏡で番号を確認したら、ケースに番号を書いておくと、セッティングの際に、一々虫眼鏡で番号を確認する必要がなくなって、作業が早くなる。
ただ、ジェットをケースから出す時に仕切りが外れやすい。折角仕分けしたものが入れ混じってしまう。 そこでまず仕切りをビニルボンドで固定するのがよい。そしてケースの底にマジックで番号を書いておこう。
キャブセッティングはきわめて面倒で、手間暇かかるが、根気よくやりましょう。
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エイプ系のエンジンのクラッチカバー側を外す整備の必需品である。
クラッチの交換、オイルポンプの交換の際には、必ずクラッチカバーを外す必要があるが、外す時にほとんど例外なくガスケットは破れてしまうから、クラッチカバーを取り付ける際には新品のガスケットが必要となる。
純正で全く問題ないが、純正を注文する際は部品番号が必要だし、純正は届くまで暇がかかるし、値段も高い。
ポッシュ製は色こそ純正と違って灰色だが、取付に際して、穴の位置がずれているとか、ガスケットがはみ出るなどということもないし、もちろんオイル漏れもない。
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エイプ50系のインテークをばらすとよく分かるが、ノーマルのインシュレーターはわざとパワーダウンするように穴が半分しか開いていない。これに交換すると、本来のパワーに近づくというわけだ。
ただし、エアクリーナーの上部に付いているエアインテークの吸入口も小さいので、これを取り付けた際は、エアインテークも穴を拡大した方が良い。インテークはゴム製なので、器用な人はカッターナイフで削ることが可能だ。
画像はエアインテークを加工したものである。参考にして欲しい。
右がノーマル、左が加工したものである。
取り外してしまうと、吸気量は増えるが、雨の日、エアクリーナー内部に雨水が浸入するので、お勧めしない。
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交換したからといって、パワーアップする訳ではないが、延びたタイミングチェーンでは的確なバルブタイミングとはならないので、ある程度距離を走ったエンジンでは交換してみるのも悪くない。値段も高くないので、純正に替えるくらいなら、これをお勧めする。
ボアアップなど馬力を上げたエンジンにはタイミングチェーンへの負担も大きいので、エンジンをばらすついでに替えてもいいと思う。
欠点は、交換にはフライホイールプーラーやユニバーサルホルダーなどの特殊工具が必要な点だ。持っている人はいいが、持っていない人は購入しないと交換できない。
また、エイプ系エンジンでは100はクランクを割らずに交換可能だが、50はクランクを割らないと交換できない。
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