バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

全ての愛車レビュー

ホンダ DREAM CB500 FOUR|ドリームCB500フォア

隅谷守男の伝説に浸る

投稿日:2024年01月16日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:0.0km/L 高速道:0.0km/L


満足している点

装備重量が200kg以下ですのでCB750fourとは桁違いに扱いが楽です。最初のホンダフォアは750・500・350の3兄弟となりますが、取り回しは350に近く、それでいて350のようなパワー不足感がありません。さらに操縦性も軽快で、350と750の良いところ取りでベストバランスといわれただけの事はあります。RSCによるレース仕様の「CB500R」が隅谷守男のライディングで7年間破られていなかった鈴鹿サーキットのコースラップを更新した話は有名で、潜在能力の高いバイクです。当時は「静かなる男のフォア」として静かさを売りにしたバイクでしたが、現在のレヴェルでは考えられない豪快な排気音で、4気筒に乗っている満足感があります。

不満な点

人気車の750や400と違い部品が少ないのが欠点です。また、改良型の550フォアに比べるとクラッチなど細かい点で整備性が劣ります。なおこの年式ホンダのディスクブレーキはどれも効きが良くないですが、さらに750と共通ではなく350と共通ですので制動力は察して下さい。

これから購入する人へのアドバイス

もともとが街乗りから高速ツーリングまでこなすオールラウンダーですので、どんな場面でも乗りやすいバイクです。私のような体格・体力に恵まれていない者にとっては、ちょうど良い大きさ・重さで「パワフルだが重い750」よりも好ましいです。半世紀前の骨董車両ですのである程度自分でいじれることが必須条件ですが、海外を中心に多く売れたバイクでもあり、消耗部品等については750や400の物を流用できることも出来ることが多く、旧車の中ではまだ維持しやすいバイクです。ただ500へのこだわりがなければ、改良型の550の方が台数的にも価格的にも入手しやすく絶対お勧めです。


2人がグー!を付けています。

ビーエムダブリュー R65LS

ナウなヤング(だった者)のためのOHVボクサー

投稿日:2023年05月08日

評価:(3.0)

年式:年
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:25.0km/L


満足している点

/5以降のOHVボクサーはストロークが共通でボアのみで排気量を変更しているのですが、R45・R65は9丱轡隋璽肇好肇蹇璽のため、非常に軽快に吹き上がります。またホイールベースも短く、車重も軽いため取り回しも400佞覆澆亡兇犬泙后40年以上前のバイクですが国産車と異なり消耗部品の供給に不安が無く、シンプルなメカと併せて維持が楽です。さらに年式の割にブレーキも良く効くのも美点です。しかし、何といっても80年代のモダンさを体現した、ハンス・ムートによるナウいディザインがLSの最大の魅力で、ベテラン向けとして見られていた当時のBMWの中で、ナウなヤング向けのバイクで、当時は若者であった小生のハートを捉えて止みません。

不満な点

製造台数が少ないため、カウル類やブラックのマフラーなど、LS専用部品は入手が困難であり、R100RSなどの部品状況と比べると少し残念な感じがします。(国産車と比べると贅沢な悩みですが・・)また、50馬力のエンジンは650佞箸靴討枠麥呂如▲汽好撻鵐轡腑鵑筌侫譟璽犢篝なども前時代的で、現代のレヴェルでは勿論、それより完全に古いCB450などより明らかに遅く感じますので(雑誌のテストデータを比べてもCB450より遅いです。)もう少しパワフルだと有難いです。

これから購入する人へのアドバイス

整備されて調子が出ていることが条件とはなりますが、BMWらしくパニアケースを付けて長距離ツーリングが似合うバイクです。またパニアケースを付けずにスポーツ走行や街乗りも似合うバイクで、どんなシーンでも使いやすいバイクです。何よりハンス・ムートデザインは見る者を魅了し、特別なバイクを持っているという満足感があります。シンプルなメカニズムですので、自分で多少弄れるひとならば、維持も難しくありません。兎に角数が少ないので値段と状態に納得がいくならば、是非購入して下さい。


1人がグー!を付けています。

カワサキ Z1300

走る大艦巨砲主義”二輪戦艦ヤマト”

投稿日:2022年07月31日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:10.0km/L 高速道:13.0km/L


満足している点

4気筒とは次元の違うウルトラスムーズな6気筒。サウンドも全く異なり、この音とフィールのために購入したといっても良いでしょう。6気筒は麻薬のように心を侵します。

不満な点

乾燥重量で300圓箸い重さで、取り回しは地獄です。また燃費も10/L程度と悪く、エンジンオイルだけでも6.2Lも入るなど、維持費が嵩むうえに、Z1系と違ってリプロ部品も全くありませんので、維持する苦労が大きいです。

これから購入する人へのアドバイス

どうしても並列6気筒のバイクが欲しくて、そのためには維持費や手間を惜しまない方のみにおすすめします。ある程度自分でメンテ・整備が出来ないと、お金が一杯必要です。


4人がグー!を付けています。

スズキ TEMPTER 400|テンプター400

クラシックマニア用の知られざる名車

投稿日:2020年08月08日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:25.0km/L


満足している点

ダブルツーリーディングのドラムは、国産ではGT750・550の初期型とテンプターにしか採用例がなく、同径のCB77のドラムと比べ、制動力・効き味とも優れており、ディスクと比べても不満はありません。また、バランサーやセルを備えたエンジンで気軽に乗ることが可能です。なお、SRやCB400SSと異なるカフェレーサー的なスタイルも好ましく、特に後期型のブラックエンジンは引き締まって見えます。

不満な点

前にダブルツーリーディングを奢ったのであれば、リヤもツーリーディングを採用して欲しいところです。タイヤサイズも前19インチ、リア18インチの細目のタイヤを採用した方が相応しいと思います。またサイレンサーのメッキが剥がれる?ような痛み方をするなど、メッキの質が良くないと思います。なお、400ccの単気筒ですので動力性能は仕方ないと思っておりましたが、骨董品のCB77(300cc)に全く敵わないのは違う意味で驚きました。

これから購入する人へのアドバイス

ダブルツーリーディングのドラムに価値を見出すことができるかどうかが、このバイクを選ぶ・選ばないの基準だと思います。この点に興味がないのであれば、アフターパーツ等も考えてSRを購入することをお勧めします。なお、不人気車で長らく安値でしたが、底値を打った感じがあり、極めて台数が少ないことを考えると、欲しい方は早目に入手されることをお勧めします。なお、小生はかつてSR500にも乗りましたが、SRよりもCB250RSに近い乗り味だったのは驚きました。


6人がグー!を付けています。

ヤマハ TRICITY 155|トリシティ155

もはやバイクではない。

投稿日:2019年09月15日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:35.0km/L 高速道:35.0km/L


満足している点

小生宅には息子用のトリシティ125もありますが、やはり濡れた路面などの滑りやすい路面、特に下りのカーブなどの安定感は2輪の比ではありません。またルーフ付きにしているため、ルーフ付きは横風に弱いのですが、その点でも異次元の安定性がありますので、季節風が吹く時期には重宝しそうです。また、フラットフロアで足をそろえて乗ることができるため、PCXと比べると格段に足元が濡れにくいです。

不満な点

トリシティ125と比べると大幅にパワーUPしているものの、同じくルーフ付きであったPCX150と比較すると、車重もあり、かなり遅く感じます。また車庫入れなどの小回りの点も劣り、燃費もPCXのように良くはありませんので、速さ、軽快さ、気軽さの点てはPCX150に完全に劣ります。

これから購入する人へのアドバイス

2輪のバイクが本来もっている、軽快さ等の長所と引き換えに、悪天候時などの安定性を手に入れた、ある意味究極のバイクです。屋根を装着すれば、その長所がますます際立ちますが、ますます2輪本来の楽しみとは乖離するという状況になります。乗用車的な利便性をどう評価するかで、まったく意見は分かれると思いますが、「ルーフもつけて、ガンガン雨の中も走ってやる!」という強者には素晴らしい相棒となると思います。


4人がグー!を付けています。

ログイン

会員登録する
あなたのバイク今いくら?

バイク買取無料一括査定

メーカー:
郵便番号:
郵便番号を検索