W800 15000キロ走った感想について
投稿日：2014年05月13日
評価：
（4.0）
年式：年
燃費：一般道：25.0km/L 高速道：30.0km/L
満足している点
やはり燃費の良さについては文句無しと言ったところ
メッキが綺麗
磨き好きには冥利に尽きる特典だろう
平地で60k〜70kまでは五速の2500で十分。山道などは四速の3000で十分に速く、そのあたりのトルク感はけっこう厚い
維持費が中型並みの安さ
これはお財布にも優しく親切設定だ
疲れない
長距離ツーでも、お尻が痛くなったためしがない
クラッチも非常にソフトタッチなので、手が痛くなることも今の所皆無である
走行安定性
法定速度+αで、一定した速度を安定して出せる点に於いては右に出るバイクは無いのではないかと考える
何処にでも気軽に駆り出せる
西日本をほぼ回ってわかった答えがこれである。
気負わないルックス、スペック、俺流のバイクの本質を体現している
近所のコンビニから、田舎、都会、観光地、軽い林道まで、どこにいてもごく自然で、カッコいい
そういう点では趣向の近いCB1100よりもこちらに軍配が上がる
不満な点
バンク角が浅い
折角のタイトなコーナー、倒し込み時にセンサーをよくこする
そういう目的のバイクではないとわかってしまえば当然と言えば当然だろう
初速の瞬発は鈍い
これは最初の駆け出しのみに言えることであるが
ともするとチューンした125スクーターの全開にも劣る時がある
タイヤのラインナップが非常に狭義的
アコレード、GS19、BT45v、TT100、位がめぼしいところである
今の所、ルックス抜きでBT45vは非常にいいと思う
5000〜6000のトルクの薄さ
下にメインを寄せているため、このあたりに入ると途端に声色が変わり、同時に薄さを感じる
オーナー的には寧ろこっちの音が好みではある
これから購入する人へのアドバイス
ルックス以外に特筆すべき所が無い
つまり「こいつに乗るからにはこれを楽しめ。」という概念がないところが最大の魅力だと思う
人のその時の感受性によって様々に魅力が変化していくバイクだ。
今乗っていてどんな気持ちか。ここに焦点を当てたい人にはお勧めできる一台だ
良いところも悪いところも、自分なりに見つけていって、
はじめてこいつの味は出ると思う。
とても良いバイクだ。これからも長く乗りたい。
10人がグー！を付けています。
