1997年に登場したBMW Motorad 唯一のクルーザーモデルR1200Cの最初のバリエーションモデルとして1999年に登場。フレーム、エンジン、足回りなどの基本構成は共通としながら、外観の変更により異なる個性の演出に成功している。ローハンドルを標準装備し、エンジンブロックからドライブユニットまでグラファイト・ペイントによってブラックアウト、テレレバー周辺のパーツにもカラー処理が施されてより引き締まった印象に。タンクや前後フェンダーなど最小の外皮車体色にはピーチ・メタリック、フロストブルー・メタリックなど特徴的なカラーリングを採用し、剥き出しの機械部分はその存在を抑え、モーターサイクルと言うより高級4ドアセダンのような、落ち着いたキャラクターとなっている。