1997年に登場したBMW Motorad ラインナップ中、唯一のクルーザーモデルR1200Cのバリエーションモデルとして2002年に登場。基本的な車体構成は同様ながら、ツーリングモデルの特徴を装備し、フラットツインの心地良さにK1200LT標準装備レベルの豊富なオプションを加えたラグジュアリー・ツアラーだ。ハンドルマウントされた圧倒的な大きさのフロントフェアリングには4つのヘッドライトレンズを十文字に配置。タンクマウントの両サイドフェアリングは巨大なフロントフェアリングと流れるようなラインで結ばれ、ウィンド/ウェザープロテクション性能は非常に優れたもの。ハードシェルのシステムケース(専用パニアケース)とトップケースはボディ同色塗装で標準装備され、ツーリングに充分な収容量を確保。ボリュームアップした車輌重量に耐えつつ快適な走行を実現するよう、サスペンションとスイングアームには専用の設定が施されている。エンジンには新設計の6速ギアボックスを搭載し、オーバードライブ・ギアを追加。前後ホイールには専用新設計のキャストアルミホイールを装備し、フロントホイールは径を小さく、太いタイヤサイズに変更されている。豊富なアクセサリーパーツやオプション装備を揃え、クルーザーのトップエンドモデルとしてそのセグメントを拡充する。