甲信越エリア(新潟県) カテゴリ:その他
2016-07-06 23:47:57 走行日:2016-07-01〜2016-07-02
グー!(74)
あやかしの道に惑わされ、右往左往。もと来た道を戻っても違う?それなら逆なら…やっぱり違う?本当にココを抜け出せるのか?そのくらい迷いに迷ってしまった。島内唯一の国道350号に出られれば、どうにかなるのに…
それでも頼りなくトボトボ走る。どこかヒントはないかと。すると、手書きの道路案内に「…遺跡」と読める。ちょうど1台の軽トラが出てきた。運転をするおばさんに道を尋ねる。「アノ人なら良く知ってるよ」あのお婆さんに訊いてごらん。目線を移すと、小さなカワイイひと。右に見える細い山道を指して「この道を真っ直ぐ行ってね…」説明してくれる指は無骨に太い。すごい働き者なんだなぁ。さっきまで半泣きの迷子なのに思わず頬がゆるむ。
この時点で昼ゴハンの時間はとうに過ぎている。朝は軽く食べただけで、お腹が空いたな… そうだ、佐渡金山には金箔カレーなどを出すレストランぽい施設があったハズ。無事、国道に脱出し大佐渡スカイラインを上って下って、さあ!と思ったら…
昼営業が終わってる〜(泣) そんな空腹を抱えた2人を救ってくれたのは… 島の人の優しさとその風土が育む美味でした。
※『佐渡の味いちば』入口にある、しんちゃん市場の店先に並ぶ岩牡蠣。味は、そりゃぁ〜もう〜
※※ツーレポ書いてみました…
・夜走り&フェリー編 https://www.bikebros.co.jp/community/TRP_search.php?act=detail&uid=vak2r9uT&tid=12393
・あやかしの道中編 https://www.bikebros.co.jp/community/TRP_search.php?uid=vak2r9uT&act=detail&tid=12411
空腹に低くなる雲が追い打ち…
もっと雲が晴れないかな… うへ、逆に低く降りてくる。コレはアカン。急勾配のカーブを64個下って、一大観光地・佐渡金山のレストランに行こう。
ところが、平日だったのか昼営業が終わったのか、見事に閉店。どうする!?
※カーブの数は、カーブミラーに番号がふってありました(笑)
街角の喫茶店
相川地区は佐渡の中でも大きいみたい。「食」を期待して県道45号沿いに進んでみるが。あらら?食べられそうな店はおろかコンビニすらない。
商店街を指す「←」矢印を頼りに機首を向ける。あれれ?昼の営業が終わってるみたい。うなぎとか天ぷらとか、のぼりにガックリ。
すると一軒の喫茶店。カフェ・ド・カトレア、イイ雰囲気。店の横にバイクを停めて…
遅い昼はホットケーキ
店内に入ると、瓶ビールで一杯やっている二人組のご婦人が拍手で迎えてくれる。「バイクの人でしょー、来てほしかったわ〜」思わぬ歓迎に照れます。
久々に甘いモノが食べたい。暑いから冷たいモノも。で、私はホットケーキとアイスコーヒー、Mさんはサンドイッチとホットミルク。ふわふわ美味しい〜。
「おねえさんたち、ドコから?」「バイク、何奸」「どこに泊まるの?」食べてる間も賑やかで楽しい。
佐渡って、ステキな人が多いなぁ♪
宿はオーシャンビュー
喫茶店カフェ・ド・カトレアで小1時間ほど過ごすと、結構いい時間。手を振ってゴキゲンなおねえさま方と分かれて今日の宿・S島荘へ(←ブログに乗せる許可を取ってないので一部伏字でスミマセン)。
通された部屋は10畳ほどの和室。窓の外は海。バイクは倉庫に置かせてくれる、ライダーにも優しい漁師宿。
「ゴハンができました」で、行ってみると…
この日の最高気温は30℃近く。汗だくの体を海の見える大浴場でサッパリして、部屋でMさんとだべってると、ほどなく「ゴハンの支度ができました」の声が。
行きましょう、行きましょう。民宿には珍しい、テーブル席の食卓の上に並ぶとりどりの鉢、そこへ「お待たせしました〜」船盛りがドーン!
※この宿をネット予約した時「2人名様以下は桶盛りです」とあったので、この日は特別だったのかも??
コレ2人前ですか??
どうみても4人前でも多そうな船盛り。この宿は船を持っているので、水揚げした魚を直で食べさせてくれるのがウリ。
それにしても多いでしょ?間違って出されたのかとドキドキ。でも、生ビール一杯やりながら、ちょう新鮮な魚介や手作りの味を楽しんでいて、真相を訊かずじまい(笑)
佐渡の味いちば
Mさんはココへ来る前、「岩牡蠣が美味しいんですよ〜」としきりに言っていたけれど、ちょっと早いかな…
翌朝、宿を出て両津港へ向かう国道の道すがら、Mさんのグルメセンサーが反応した『佐渡の味いちば』へ。「岩牡蠣」の太文字にワクワク。
「しんちゃん市場」で食べた岩牡蠣
”しんちゃん”が営む店の前には、メインフォトのような岩牡蠣や海鮮がギッシリ並んでいます。
朝食を食べて2時間くらいなので、1個600円のでイイかな?なんてMさんと相談していると、焼き牡蠣3つ・生ガキ3つの計6つをかなり格安に食べさせてくれるって!ラッキー♪
最後の2個は、私が焼きでMさんは生。人生で最高の牡蠣を食べたと思う。
最後のグルメは…
行きと同じように乗り込み、客室で毛布の”巣”を作ったら、デッキから徐々に遠くなる佐渡島を眺める。
さよなら佐渡、また来るぜ佐渡。その最後に味わうのは、トキパックがカワイイ佐渡牛乳でした♪ ほんのり甘くて澄んだ味が美味しかった〜。
また来るぜ!!
スポット詳細情報