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カブ散歩〜段戸裏谷散策と四谷の千枚田と山登り

東海エリア(愛知県) カテゴリ:自然
2021-05-16 11:17:05 走行日:2021-05-14〜2021-05-14
グー!(34)

14日の金曜日は休みをもらったので、カブでお散歩ツーに行くことにした。前回同様、グラディウスでは行きづらかった場所を回ってみよう。
この日は30℃まで上がるとの予報に、長袖の冷感インナーに半袖Tシャツ、メッシュジャケットを羽織る。

先ずはK33を行ける所まで走ることに。足助から奥は、かなり久しく行ったことがない。確か段戸湖があったのは覚えているが、道の記憶はほとんどない。

K33沿いにある足助町の施設『百年草』には、山野草展を見に以前よく訪れていた。ここのパンが好きだったが、今もやっているだろうか。ついでに寄ってみると、工房は土日以外は立ち入り禁止で、2階の売店でパンを販売していたので幾つかチョイス。

さて、いよいよ散策の開始だ。センターラインは無いが舗装され走りやすい道が続く。主に3速で走ったが、上りでもパワーに不足は感じられない。さすがはカブ110だなと気持ち良く峠を越え、少し開けた場所に出た。ここまでバイクも車もほとんどいない。さらに進むとようやく湖が見えた。

湖畔の駐車場は満車だった。隅の植木横の空き地へひょいと止める。下が草なのでセンタースタンドを立てると傾いたが、何とか大丈夫そうだ。

駐車場の奥に、観光案内所と釣りの受付を兼ねた建物があった。「釣りをしないなら無料ですよ」とパンフをくれたので、少し散策することにする。この辺りにはブナの原生林もあり、せせらぎの音と鳥のさえずりを聞きながら歩くと気持ちがいい。大きな倒木に苔が生え、ジブリの世界のようだ。

時おり望遠カメラを持ったご夫婦とすれ違う。挨拶をしたら、「あの声はミソサザイですよ」と写真を見せてくださった。鳴き声は大きいが小さな鳥だった。

小1時間ほど散策したら汗をかいた。出発した時は少し肌寒く感じたのに。バイクに乗ると、汗をかいた肌に風が当たり気持ちがいい。
K33は所々道が綺麗になっていた。設楽まで◯◯kmという標識を見ながら、あと少しと思った時、通行止めの看板が。まさかここまで来て?とゲート横にいたおじさんへ声をかけると、直進できないだけで左手に道があった。

ただ、本当は設楽の田口へ出るはずが、R257のかなり手前に出てしまった。前に大型バイクが1台いたが、下りのコーナーならついていけた。直線であっという間に離されたけど。平日なのに対向バイクも多かった。

しばらく走ると、前日にオープンしたばかりという道の駅したらが見えてきた。平日だというのに誘導員が何人も立ち、車の駐車場は満車。バイクの駐輪場は別にあり、こちらは空いていた。

広々とした敷地には、田口鉄道の車両が展示されており、中は資料館になっていた。
道の駅の入口には、入りきれない人が列をなしていたので近寄らず、併設されていた郷土館のトイレを借りた。

バイクに戻ると、隣に止まっていたBMWのオーナーがちょうど戻って来てご挨拶。お昼でもと思って寄ったが、あまりの人の多さに諦めたそうだ。

さて、そこを出ると次の目的地までは直ぐだった。いつもの四谷の千枚田。今回は、下からだけでなく上の展望台へ行こうと楽しみにしていた。入口を見て、グラディウスでは怖くて入れなかった場所だ。案の定の細道に急坂のタイトコーナー。駐車場は砂利。来なくて正解だった。

先客にバイクが1台。視点を変えると、いつも見ている棚田が違って見えた。ふと見ると、小水力発電の装置があり、1人の男性が写真を撮っていた。こんにちはと声をかけると、かなりフレンドリーに返事が返ってきた。

「ここにはよく来られるんですか?」いえ、いつもは下の駐車場止まりで、この展望台は初めてです。「僕もなんですよ。毎週弁当を持って来てるんですが、今まではR1だったから怖くて。モタードに変えたので来てみました」

何でも棚田が好きで、三重の丸山千枚田でオーナーもやっていたとか。しばらく棚田の話に花が咲いたが、時間も圧してきたので挨拶をしてきりにする。
ちょうどいいので、私もここで昼ごはんにしよう。買ってきたパンと飲み物を東屋でいただいた。風が吹いて心地よい。でも、蟻が寄ってきたので退散。

新城で少し用事を済ませ、再びR257を北上する。途中の脇道が気になったが、そろそろガソリンが減ってきた。その先のルートを考え今日はパス。あちこちで田植えが始まり水鏡になった水田が綺麗なので、ひょいと畦道へ。川沿いの砂利道に止めて休憩する。

稲武の町で給油すると、メーターの目盛は4分の1を切ったかに見えたのに、2.5Lほどしか入らなかった。

目的地はあと2つ。先ずは上矢作でカードをもらうと、雲海が綺麗に見えるスポット押山へ登ってみた。行ける所までカブで上ったが、最後の砂利道はかなり深く、土で補修してある上に流れ止めにゴムのガードが何ヵ所もあった。タイヤをとられるのでゆっくり上る。

空き地に止めるとそこから登山。距離は短いが階段なのでキツイ。でも、頂上からの眺めは素晴らしかった。雲海の見れる時間にここへ来る勇気はないなと思いながら下ると、大きなワンボックスが上って来るのが見えた。普段着の地元の方らしき女性2人がおりてきて、「こんにちは」と挨拶すると、まるで日課の散歩のように上っていったのには驚いた。

下りは上りよりも怖いので、左足を出して3足歩行ならぬ3足運転でコケないように舗装路まで下りた。舗装路もなかなかの道だったけど、考えてみれば短距離で800m近い山へ上るのだから無理もない。

R257へ戻ると、あとは知った道。上矢作ダム湖畔をスイスイと走り、駐車場が閉鎖されているのを横目で見ながら通りすぎ、最後に給油して帰宅した。


走行距離 約260km
燃費 71.6km/L(目を疑いました!)
本日のレギュラーガソリン 161円/L(稲武)、134円/L(地元)
稲武の価格にもビックリです。これ、ハイオクと間違えられたのでは…

田舎の風景が似合う

走っていて、ちょっと止めて写真を撮る。

どこでも景色に溶け込んで違和感がないのがいいですね。

段戸湖

ここは釣りができるので、湖の中にも人がいました。

ルアーフィッシングのようでした。

段戸浦谷の散策路

ブナの原生林があったり、湖の周りには杉が植えてあったり、もみの木があったり、様々な気があって面白かったです。

倒木と山野草

左)マムシソウという山野草です。

右)倒木が苔むして…
ジブリのもののけ姫の世界みたいでした。

新しくオープンした道の駅『したら』

平日なのにすごい人でした。

上)駐輪場がしっかり整備されています。

中)併設されている資料館。ここのトイレを借りました。

下)道の駅の建物には、恐ろしくてはいる気がせず…

道の駅に展示してありました

道路から見ると、こちらの方が先に目に入るかもしれません。

田口鉄道の車両です。中は資料室になっています。

廃線跡も残っているようですから、お好きな方はいかがでしょうか。

四谷の千枚田

私にはおなじみの四谷千枚田。(新城市)

いつもは左の写真ですが、今回は右の展望台へ登ってみました。夕焼けの時に来ると絶景を見れそうなスポットですが、道が狭く真っ暗…帰りは遭難しそうです(^^;

押山へ登ってみました

この辺りで、雲海が見れるスポットの一つと聞いて行ってみました。

写真はありませんが、この登山口までの道が凄い砂利道。四輪の方がおすすめですが、駐車スペースがないというオチ(^^;

景色は良かったです^^

水鏡〜

あちこちの田んぼで田植えのシーズン。

この時期、水を貼った田んぼが空を写すので、景色に広がりが出て綺麗ですね。

カブなら農道を走っても怒られません。

小水力発電施設を見れました

四谷千枚田の展望台横にありました。

愛知県で最初に設置されたそうで、カードは5年前にもらっていました(右上)が、見学できない施設が多く、実際に見れたのは2か所目です。

右下は、岐阜県の清流発電所カード。今回上矢作でゲットしてきました(^^) ここも実物は見れません。


スポット詳細情報

  • 四谷の千枚田
  • 住所:四谷の千枚田
  • 駐車:あり

34人がグー!を付けています。

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