東海エリア(愛知県) カテゴリ:公園
2020-01-12 02:01:20 走行日:2020-01-11〜2020-01-11
グー!(36)
毎年冬場に走りに行っている知多半島。昨年は『兵隊の像と陸に上がった軍艦』を見に行った。今年はどうしよう。ネットサーフィンしていると、またも気になるものを発見。ここにしよう。
11日の土曜日は、晴れて暖かくなるとの予報と裏腹に、朝目覚めると曇り空だった。それでも走れるのはこの日しかない。何となく気乗りしなかったため、出発が9時過ぎになってしまったので、行きは高速を使う。
ところが、何故か下りるインターを忘れて行きすぎてしまった。阿久比PAで止まって地図を確認する。次の半田中央インターで下りよう。そこから知多広域農道を走るつもりが、またも行き過ぎて常滑へ。そんな感じで行ったり来たりしながら、美浜のえびせんべいの里へ着いた。
今日は土産を買わないと決めていたので、せんべいを試食し、工場見学と無料コーヒーで休憩して出発。今度は間違わずに水仙ロードへ。未だ曇り空だったが、自転車をよく見かけた。
昨年兵隊像を見に来た岩屋寺の横を通ったが、何と南側の建物が無くなり道路から丸見えになっていた。そのまま豊浜へと向かう途中で、本日の目的地『貝がら公園』の看板を発見。丘へ上がっていく。
広々とした畑が広がる中に、駐車場の案内があったが、車一車線ほどの細道。迷ったが、入るのを止めてバイクを止めた。畑に人がいたので、このバイクで入れるか尋ねると、大丈夫だという。
意を決して入っていくと、ほどなく砂利の駐車場が現れた。出るのが大変そうなので、下りてバックで止め直した。
さて、ここからは徒歩。緩やかなアップダウンのあるハイキングコースを歩く。
この頃には青空が広がり、木々の隙間から三重県の山並みや師崎方面の山が見えた。
そのうちに、ネットの写真で見た貝殻の休憩所が現れた。日本水仙が咲いている。いい香り。
さらに進むと、豊浜の集落から上ってくる階段があった。
観音像や魚を模したテーブルもある。頂上には、船の上に展望台を乗せたオブジェ。どれもコンクリートに貝殻が埋め込んである。
展望台は、残念ながら荒廃が進んだのか立ち入り禁止になっていた。
今度は少し下る。広場があり、港を見下ろす場所に砲台があった。
ここ『貝がら公園』は、山本祐一氏と息子の山本良吉氏が2代に渡り手作りで作った公園。父上の祐一さんが61歳の時に白蛇の夢を見て、山の上に貝がらでできた神社を作ろうと決意し、毎日天秤棒で貝がらとセメントを担いで登り、親子2人で20年かけて完成させたと碑に記してあった。
私はハイキングコースを歩いてきたので神社には寄らなかったが、集落から階段を上ってくると途中にあるらしい。
遊歩道は草も刈られ整備されていたが、誰にも会わなかった。しばらく景色を眺めた後、バイクへ戻った。晴れたら暑くなり、歩いていると汗ばんでくる。
12時を回ったのでお昼にしよう。ナビで確認したのに、またも好奇心で横道へそれるとどんどん畑の中へ入って行き、しまいには「工事通行止め」の看板。
またヤラカシた。来た道を引き返し、少し急坂を下って無事に国道へ出た。
国道はさすがに車が多く、バイクもよく見かける。豊浜港にある魚ひろばへ入り、中にあった食堂へ。今日のおすすめというマグロ丼をチョイス。ご飯の上にたっぷりの刺身。私の好きな赤身だ。美味しくいただいてバイクへ戻ると、一人の男性がバイクを眺めていた。
こんにちは。グラディウスは珍しいですか?
「いえ、知っていますよ」
それは嬉しいですね。今日はどちらから?
「〇〇市です。定年を機にバイクにリターンして、この辺りには何度か来てます。いつもはあそこに止めるんですが今日は車が止まっていて」
バイクはどこに?
「向こうに止めてます」
指さした方向は、あいにく車の陰で見えなかった。「お気をつけて」と言って去っていった。
次の目的地は野間の灯台。相変わらずR247はのんびりペースの四輪が多いが、青い海とその向こうに三重県の山並みが見えて気持ちがいい。
灯台へ着くとエンジンを切り、少し押して灯台の近くへ行き写真を撮った。
再び国道を走る。上野間を右折し、途中から再び広域農道へ。今日は農道にも車が多かったがペースは速い。途中、工事でちょっと待たされたりしたが、ほぼ順調に走り大府へ。最後に、昨年末に配布が始まったマンホールカードをもらいに大府駅の観光案内所へ寄り、その後も下道を走って16時に帰宅した。
本日も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約190Km
燃費 24.7Km/L
本日のレギュラーガソリン 132円/L
追記(忘備録)
乗り出しは4〜5℃でヒーテックスイッチオン。高速のトンネルが寒かった。晴れたら12〜13℃になり、ヒーテックオフにしても冬グローブでは汗ばむくらいに。
貝がら公園の碑とオブジェ
上)読みづらいですが、公園を作った経過と、天秤に貝殻やセメントを乗せて運んでいた様子が碑になっていました。
下)オブジェの一つ。他にも同じような貝がらびっしりのオブジェが幾つもありました。
スポット詳細情報