甲信越エリア(長野県) カテゴリ:自然
2019-11-03 20:08:13 走行日:2019-11-02〜2019-11-02
グー!(43)
水曜日にせせらぎ街道を走ってきたが、紅葉は今一つだった。ならばもう少し標高の高い所へ行ってみよう。
久しぶりに開田高原からの御嶽山も見たいので、行き先決定!
この開田高原からの御嶽山は、昼を過ぎると逆光になるためなるべく早めに着きたい。6時に出ようと思っていたのに相変わらずバタバタして6時半に。
今回もルートはオール下道。ツーリングに行く時は、出来るだけ現地の気温を調べて服を決めるが、開田高原の最低気温は氷点下だった。でも、名古屋の昼間は20℃予想。今回もグローブ2種類、長袖Tシャツの上にセーター、ヒーテックベスト、下はオーバーパンツを着用した。
さすがに土曜日の朝は県道も国道も空いている。スイスイ走る4輪の後をついていくと、急に車が増えた。R363の曽木公園ライトアップにつき迂回の案内板。もうそんな時期か。今年は8日から17日までらしいので、通られる方は注意した方がいいだろう。
この辺りの気温は5℃。走りながら横目で公園を見たが、まだあまり紅葉は進んでいなかった。
道の駅『そばの里 らっせい三郷』でトイレ休憩。珍しくバイクがいない。まだ時間が早いためだろう。恵那でR19へ。トラックも多いが仕方ない。
ところが、今回は低速走行車かと思うくらい制限速度マイナス15kmくらいで走る4輪に泣かされた。後続の車が気にならないのだろうか。10数kmそのまま走り続けたおかげで、左手が痛い。
たまらず道の駅『木曽福島』で休憩。駐車場はほぼ満車だった。トイレから戻ると、私の横と後ろにバイクが止まっていた。セローのおじさまが「寒いですね」と声をかけてきた。ずっと8℃でしたよね、と返す。「先週は、ようやく通れるようになったと聞いて天空の池へ行ってきました」セローならではだろう。今日は、御岳ブルーラインを走るそうだ。
隣のBMWの方は、開田高原からせせらぎ街道へ行くらしい。この辺りの定番コースだ。
木曽福島からR361へ左折して開田高原へ向かう。今回は、途中から地蔵峠への道を走ってみた。想像通りの狭路だが、予想を上回る落ち葉に閉口した。幸い対向車が来なかったので助かった。
回りの木々が紅葉してきれいだが、タイトコーナーが続く坂道で止める場所もない。すると、車が3台ほど止まっている駐車場を発見。砂利なので注意して止める。左手を見ると滝が見える。しっとり濡れて滑りそうな石が転がる道を上っていくと、3脚でカメラを構えたおじさまが目に入った。
私は、雰囲気だけ撮れれば十分なので、手持ちのコンデジでパシャリ。
バイクへ戻ると、別の車が入ってきた。人気のスポットのようだ。さらに上っていくと、落ち葉の上を走る感じになり、ちょっとドキドキ。お地蔵さんのある峠に看板があったが、止めれる場所もなくスルー。おかしいな、展望台があるはずなのにと思っていたら、左手に御嶽山が見え、展望台があった。ここにも4輪の先客がいた。
裾野に紅葉した里を抱いた御嶽山は、頂上付近が冠雪している。右手を見ると、小さく乗鞍岳も見えた。聞こえるのは風の音だけ。
気持ちいいなぁ。
その先の下りは短かった。開田高原へ着くと、いつもの場所へと向かう。ここも、4輪はいるがバイクはいない。バイクと御岳の写真を撮ると店内に入った。新蕎麦のそばまんじゅうがあったので1つ買ってパクリ。蒸したてで、柔らかくて美味しい。
この時の気温は11℃。どうしようか迷ったが、せっかくなので開田高原アイスクリームへ。とうもろこしソフトが有名だが、11月限定の栗ソフトがおすすめと言われ、そちらをチョイス。思ったより栗を感じなかったが、クリームが美味しい。陽射しを浴びていると寒さは感じない。
さて、ここでお昼を食べる予定だったが、あまりお腹が空いていない。迷ったが、別の場所で食べることにした。
R361を引き返す。木曽福島へ向かう下りは、よく白馬の騎士がいると聞いていたので、前後に車はいなかったがゆっくり走っていると、4輪が捕まっていた。ホントにいるんだ。
木曽福島へ戻ると、R19を中津川方面へ右折する。当初は、権兵衛トンネルで伊那へ抜けるつもりだったが、なんと先日の大雨でトンネル手前の橋の根元が流され、当分の間通行止めとの案内が出ていたのだ。ナビでは通れると案内されるので、この辺りを走る方はご注意を。
行きも遅い車に泣かされたが、帰りも似たような車のおかげで、延々と行列が出来ていた。たまらず道の駅『大桑』で休憩。ここも駐車場は満車。3連休とあり、出掛ける人が多いのだろうか。
ほどなくR256へ左折し、昼神温泉を経由して飯田へと向かう。
今日は新蕎麦を食べると決めていたので、飯田の蕎麦屋をめざす。13時を回り、時間もちょうどいい。このお店も駐車場は砂利。あまり奥まで入れると出すのが面倒なので入口近くへ止めた。
小ぢんまりとした店内は空いたテーブルがなく、相席になった。十割蕎麦を頼もうとしたら、既に売り切れ。残念、遅かったか。二八蕎麦を頼む。メニューに『大そば』とあったが、出てきたのは普通のお蕎麦。首をかしげていると、相席の男性が「蕎麦の実が、普通のより大きいんですよ」と教えてくださった。
地元の方で、ここにはよく来られるという。
新蕎麦の香りより、イリコだしの利いた汁の印象が強かったが、しっかりした噛み応えのある美味しい麺だった。付け合わせのソバがきの揚げ物とキクイモの漬物も美味しい。
バイクを止めた横にキャンピングカーのボックスがあったが、相席の男性が「欲しければあげるよ」と隣のテーブルのご夫婦に話しかけた。
キャンピングカーで来られていて、今日は遠山郷へ泊まられるとか。他にも常連さんが現れてはお話しされていく、なんともアットホームなお店だった。権兵衛トンネル通行止めの詳細も、実はここで教えていただいた。
店を出ると飯田市内へ向かった。当初は、伊奈から高遠城跡を見て飯田を抜けて帰る予定だったが、高遠までは行く時間がないので、飯田市役所でマンホールカードをもらってヨシとした。
でも、少し時間がある。ならばと、新しくできた道の駅『とよおかマルシェ』へ。場所も道もわかりやすく、途中の天竜川堤防で景色を眺める。今日は山がきれいに見える。富士山へ行っていたら見えただろうか。そういえば、昨年のこの時期に行ったが雲の中だった。またいつか、走りに行こう。
『とよおかマルシェ』も賑わっていた。果物のジュースにひかれたが、お腹の具合で今回はパス。暗くなる前に帰ろうと川沿いを南下し、天竜峡から三遠南信道路の無料区間を通ることにした。ところが、入口がロータリーに変わっていて、大型観光バスが回り切れず四苦八苦。設計ミスだろうか。
飯田山本インターで下り、R153を南へ。標高1,100mを越える治部坂峠を通ることを考え、グローブを変えオーバーパンツを履く。
車は多めだったが、登坂車線でパスしてスムーズに走る。治部坂峠周辺の気温は10℃。陽も陰りひんやりする。
根羽村から、またものんびりペースの4輪に阻まれ、道の駅『どんぐりの里いなぶ』で長めの休憩をし、18時半に無事に帰宅した。
今回も、無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約420Km
燃費 26.3Km/L
本日のレギュラーガソリン
147円/L(喬木)、125円/L(地元)
スポット詳細情報