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日本三大山城の1つ、岐阜県岩村城へ

東海エリア(岐阜県) カテゴリ:建物・史跡
2019-08-08 00:32:53 走行日:2019-08-04〜2019-08-04
グー!(43)

先週のツーリングから1週間。とりあえず足も痛くならなかったし、近場なら大丈夫そうなので、今週も半日ほど走ることにした。行き先は、先日歴まちカードをコンプしてから、何かないかと探して見付けた定番の城巡り。

もともと城は好きで、若い頃も含めると北は弘前、南は首里城まで結構あちこち回っている。もちろん飛び飛びにだが。先日、九州のブロス友が『日本百名城のスタンプを始めた』と言っていたのを思い出し、ちょうど貯まっていたポイントでスタンプブックを買った。
先ずは近場からと、これまたブロスメンバーがツーレポに載せていた三大山城にヒントを得て、久しぶりに岐阜県岩村城へ登ってみることに。

スタンプのある岩村歴史資料館は9時開館なので、暑くなる前に登ろうと早めに出発。

ところが、晴れるとの予報に反し、山には灰色の雲がかかっている。気のせいかバイクも少ない。午前中は持つはずと思いつつも空を見ながら走る。車も少なくスムーズに登り口まで行ったものの、1月末には『凍結のため通行止め』と書いてあった道が、『工事のため8月31日まで通行止め』となっていた。

そんなぁ…

上までバイクで行けば速いと思ったのに予定が狂った。とりあえず資料館へ向かう。もちろん開館前。と、駐車場にはバイクと車が止まっていた。

歩いての登城か。
やってみようか?

良からぬ考えが頭をよぎった。だってまだ時間も早いし。なあに、無理なら引き返せばいいや。
軽い気持ちで登り始めて直ぐに後悔した。少し前まで雨が降っていたのか、濡れた石畳が滑る。上りはいいけど下りは大丈夫だろうか。

それでも、鳥の囀りを聞きながら朝の木立の中を歩くのは気持ち良く、誰もいないのもいい。ちょっと息をあげながら進むと、早くも下りてくる人に会った。おそらく先ほど止めてあった名古屋ナンバーのCBのオーナーだろう。「こんにちは」と挨拶をしてすれ違う。

その後はしばらく誰にも会わず、足元が石畳から土と石の道に変わったので、木の根や石で滑らぬよう気を付けながら、所々に現れる井戸や曲輪跡の石垣などを眺めながら進むと、ようやく本丸広場が見えてきた。

もう少し眺望があったように記憶していたが、木立で街並みはほとんど見えない。ふと見ると、同じように街並みを眺めている男性が目に入った。
「こんにちは」と声をかける。この人は、挨拶だけでなく「写真を撮ってもらえませんか?」と続いた。シャッターを押すと、観光地あるあるで『自撮り』が必要な場合に備え、私もいいですかとお願いした。

「下から上って来られたんですか?」車道が通行止めだったので。あなたは?「僕もです。自転車があったでしょう。あれ、僕のです」

そういえば、登城口に『この先、車両通行止め』の看板があり、折り畳み自転車が1台止めてあったっけ。
なんでも、輪行であちこち回っているそうで、昨日は明智を回り岩村へ泊まって、今朝登ってきたらしい。

しばらく話した後、「じゃあ、お気をつけて」と彼が先に下りていった。
まだ汗が引かず暑かったが、そろそろ開館時間だなと私も下ることにした。

直ぐに、上ってくるご夫婦にお会いした。挨拶を交わしてさらに下っていると、先程の彼が横道から出てきた。門の跡を見に行っていたらしい。
そこから一緒に下ったが、正直登りで懸念した通り足が痛くなってきたので、誰かいてくれるのはありがたかった。もちろん、そんなことは口に出さないが。

資料館前に着くと、スタンプを押すために中へ入った。入場料を払わなくてもスタンプは押せたが、せっかくなので展示を見ようかと考えていたら、先程の彼が「どうぞ」とチケットをくれた。JAF会員は割引になるらしく、一緒に買ってくれたようだ。
お礼を言って展示を見る。城の輪郭の他にも、この辺りが、かつて海だった名残の化石などもあり面白かった。そうとは知らないらしく、「こんな内陸なのに海だったんですか」と感心している。

バイクへ戻る道すがら「普段はワルキューレに乗っているんですよ」とバイクの話に。さらに私のSSTRのステッカーを見て、「僕も昨年、行きましたよ」と話が弾んだ。ライダーあるあるだ。

ちょっと時間をとってしまったかと思ったが、「では、またどこかで」と別れてから時計を見ると、まだ10時前だった。
これならと、中津川にある苗木城跡も回ることにした。R257からR19へ出る。
さすがに気温もぐんぐん上がり、電光掲示板は34〜35℃の表示。信号で止まると汗が流れる。今回は冷感スプレーも持ってきたが、直ぐに効果が切れるほど。

それにしても、相変わらず山には雲がかかり、恵那山は全く見えなかった。これでは上っても景色を楽しめないし、足も悲鳴をあげていたので、遠山資料館でスタンプを押してUターン。
入口のテントで五平餅を売っていたので一串いただき出発。

K410で恵那へ抜けようとして、またもや変な道へ迷い混んでしまったが、さすがにおかしいと気付き、農家の軒先のような場所で下りてUターンして正しい道へ戻る。

木曽川を渡る橋の上は36℃。寄り道しようという気持ちはどこかへ吹き飛び、さっさと帰ろうと先を急いでいたら、R418からR19へ出たところで警官が交通整理をしている。

名古屋方面へ行きたいのですが。
「この先、通行止めだよ。K66へ回って」

簡単に言うが、かなりの大回りだ。でも通行止めでは仕方がない。ぐるりと回ってK66へ向かう。
道沿いにあった道の駅『そばの里〜らいせいみさと』で笹団子を土産に買い、あまりの暑さに高速を使って実家へ。涼んだあと、2りんかんまで回り道をし、ちょいと物色して給油して帰宅した。


本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約230km
燃費 29km/L(間違えたかしら)
本日のレギュラーガソリン 126円/L

道中の山と田んぼ

上)ご覧の通り、山には雲がかかっていました(^^;

下)いつものお気に入りの場所ですが、恵那山は全く見えません。

岩村歴史資料館

岩村城址の麓の岩村藩主邸跡にあります。
正門、太鼓櫓などが復元されています。

上)メイン写真はここで撮りました^^

下)資料館の建物も苔むして風情がありました(^0^)

資料館の門

上)正門を駐車場側から見た所

下)道路から見た所

残念ながら、汗をかきながら上った本丸跡は、石垣以外何も残っていません。

岩村城址

日本三大山城の一つである岩村城址。

一番標高の高い所にある山城だそうです。

登り甲斐がありましたよ〜

石畳も石垣も風情がありました

それにしても滑ります(^^;

本丸跡から

ようやく登った本丸跡。

眺望はほとんどありませんが、心地よい風が吹いて鳥のさえずりが聞こえました。

苗木城跡(昨年の写真)

岩村城跡の登城で体力を使い果たしたのと、眺望がよくなかったので今回はパスしました。

代わりに、昨年の4月に上った時の写真を紹介します。

笹団子

お土産に買った笹団子。

草餅の中に小豆餡が入った柔らかいお団子で、素朴な甘さで美味しかったです。

百名城スタンプ

気長に埋めていこうかな〜

日本百名城と続日本百名城の2冊(2/200)

つまり200名城あります。先は長い!

しかも、今年すでにいくつか行ったのにね…


スポット詳細情報

  • 岩村城跡
  • 住所:岩村城跡
  • 駐車:あり

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