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ウミガメを見に南へ〜三重の道の駅巡り

東海エリア(三重県) カテゴリ:自然
2018-06-27 00:57:15 走行日:2018-06-24〜2018-06-24
グー!(65)

土曜日は雨だったのでいろいろ用事を済ませ、晴れるとの予報だった日曜日は、なかなか行けなかった三重県南部の道の駅巡りを実行することにした。

ところが朝になって空をみると、予報に反して曇り空。さらに雨雲レーダーではパラパラ降るかも…
どうしよう。行き先を変えようか。最後まで迷っていたが、カッパを着て決行することに。雨のためというより、路面のしぶき対策のつもりだったが、走り出すと思ったよりも肌寒く防寒着としても役に立った。

東名阪自動車道の名物、四日市から鈴鹿にかけての渋滞もなくスムーズに走れたのはありがたかったが、山にはどんよりとした雲がかかり、いつ雨が落ちてくるのかドキドキするような天気が続いた。

紀勢自動車道は3月に初めて走ったが、少しだけだったし反対方向だったのでほとんど初めてと変わらない。大半の車は伊勢へと向かい、ほとんど貸切状態になった。そのうちに前の車に追い付いたが、1車線なので追い越せず大人しくついていく。

地形から見れば当たり前なのだが、トンネルが多い。尾鷲北で終点となりR42を走る。尾鷲南から熊野尾鷲道路へ。ちなみに紀勢自動車道は紀伊長島の先は無料で、この熊野尾鷲道路も無料だ。大泊で終点となり再びR42を走る。
『新宮まであと○○キロ』の看板を見ると、和歌山県か、遠くまで来たなと実感する。

相変わらずの曇り空だが、対向バイクが思いっきり手を振ってくれる。お互いに降られないといいね。

最初の目的地は、道の駅『紀宝町ウミガメ公園』。名の通り、ウミガメを飼育している建物が隣接されている。
スタンプを押してからウミガメを見に行った。水槽の中ではなく、イルカショーなどで見かける丸いプールのミニ版があり、手を伸ばせば触れるくらいのところにウミガメがいた。エサやりの体験もできるらしい。

写真を撮り飼育ケースの方を見ると、『この辺りにいる魚』の中にウツボもいた。そうか、この辺にもいるんだ。残念ながら関連商品は売っていなかったが。

さて、ここからは道の駅に寄りながら戻るルートだ。数キロ離れた所にある『パーク七里御浜』は、年中ミカンのとれる町と説明があり、売り場には品種ごとのストレート果汁がずらりと並んでいた。
せっかくなので何か買ってみようと思ったが、あまりの多さに迷って決められない。売り場の人に訊ねて『白みかん』をチョイス。オレンジ色ではなく白っぽい。どんな味か気になったが、炭酸で割っても美味しいと聞き持ち帰ることにした。

お次は新しい道の駅『熊野・花の窟』へ。熊野には3つ道の駅がある。この辺りは熊野古道散策ルートとしても有名なので道の駅が多いのだろうか。そんなことを考えながら、これまたここでしか栽培していないという『じゃばら』という柑橘のドリンクをゲット。古代米を使った餅もひとつ。

この辺りへ来たのは30年以上も前なので道も変わっていたが、海の景色は覚えがあった。青い空と海なら散策をと思うが、低く垂れ込めた雲を横目に見ながらでは、つい観光地をパスしてしまう。

街を抜けると、行きと同じではつまらないという悪い癖が出て、R311を走ることにした。
思った通りのクネクネ細道に、プラス草刈りをしたばかりらしく草まで散らばっている。濡れた路面に草なんて滑れと言われているようなもの。どうせ誰もいないしのんびり走ろう。

途中、港が見えたり養殖いかだが見えると止まって眺める。それでも少しずつ晴れ間が見えてきた。

道の駅『海山』へ行くために山の方へと進路をとる。そろそろお腹が空いてきた。今日は、3月に食べそびれたマンボウを食べるというミッションもあったので、再び紀勢自動車道に乗り道の駅『紀伊長島マンボウ』へ。

ここにはバイクもたくさん止まっていた。
今日は目的があるのでまっすぐレストランへ。と、そこに『季節限定!カツオのメンチカツ』なる貼り紙が。カツオか、美味しそうだな。どうしよう。
迷ったが、限定の言葉に負けてこちらを頼むことにした。
揚げたてのメンチカツは熱々で、カツオの味と玉ねぎのシャキシャキ感がよく合っていて美味しかった。定食にしたので、あおさの味噌汁もついていた。

満腹なったところで、コーヒー50円引きのチケットをもらい、隣の焼きたてパンの店で淹れたてのコーヒーをいただく。
外のベンチに腰かけていると、なんとも気持ちがいい。ここでもセミの声は聞こえず、ウグイスが鳴いていた。

ふと見ると、外の屋台に『ウツボの唐揚げ』を発見! さすがに食べれないので今回は見送り、もしかしてと店内に戻るとマンボウとウツボのおかきがあった。こちらを土産にゲット。

ここから有料区間を走る。何度も乗ったり下りたりすると料金が高くなるが、今回はツーリングプランを利用したので気にしなくて済む。
2区間だけ乗り大宮大台インターで下りる。左折すれば『奥伊勢おおだい』、右折すれば『奥伊勢木つつき館』があり、お互いに5kmほどしか離れていない。先ずは右折。木工細工がたくさん売られていて、体験もできるようだった。瀧原宮という立派な社の入口だったが、先を急ぐためスルー。

来た道を戻り『奥伊勢おおだい』へ。スーパーの隣にあり、ちょっと止めづらかったが、珍しく2輪用の駐車スペースがあった。先客は地元のおばさまのスクーターが1台。ヘルメットを脱ぐと「あら、女の人だったの」と驚かれた。
この頃にはかなり気温も上がり暑くなっていた。「気を付けてね」と言う言葉のイントネーションが関西圏だと感じさせてくれる。

さて、ここから少し寄り道しよう。R42から、すぐ前を流れる宮川沿いを走るK31で川を遡っていく。アユ釣りを楽しむ釣り人の車があちこちに止まっていたが、走行車両は少ない。川を見ながらすっかり晴れた青空を眺め快走する。

そろそろダムの近くかという所で、左折して橋を渡れの案内があった。クネクネと上り、ダムの横に出たと思った途端通行止めの看板。先程の橋を直進しろとのこと。だったらそう書いてくれればいいのに。

直進した道は荒れていた。対向車が来たら嫌だなと思ったが、誰にも会わなかった。宮川ダムの管理事務所で、ダム湖畔の道は抜けられるか訊ねると、抜けてはいるが今は崩れて通れないかもとの返事だった。

お次は蓮ダム。来た道を戻り、途中からR422へ左折する。これもクネクネの細道。対向車もなくスイスイ走っていたら、突然トラックが現れた。向こうもバイクが来るとは思っていなかったのか、かなり横着に曲がってきたのでもう少しでぶつかるかと思った。

R166へ出たあとは県道ながら先程の国道よりいい道で、センターラインのある道のままダムへ着いた。展望台があったので登ってみる。ダム湖を一望できたが、あいにくの逆光。目に焼き付けて最後の道の駅へと向かった。

R166は車も快調に走っていて、スムーズに『飯高駅』へ到着。この頃にはメッシュジャケットでも暑くて冷たいものが食べたかったが、あいにくソフトを売っていなかった。

あとは帰るだけ。先月来た『深野のだんだん田』がすぐ近くで、稲が延びて見頃だろうと思ったものの時間的に寄るのは諦め、R368で高速へと向かう。

先程の道の駅でたむろっていたリッターバイクの集団が、すごい音をたてながら私と前にいた車をブンブン追い越していった。ああいう走り方をすると、4輪ドライバーから快く思われないのていい迷惑だ。

勢和多気インターから高速に乗り、途中のSAで大内山牛乳のソフトをようやく口にできた。思ったよりも距離を走っていたので少しだけ給油して、本格的な渋滞にはまることなく四日市を抜けた。

この頃、ちょうど夕焼けが綺麗だったので、長島インターで下りて写真撮影。寄り道と、珍しく買い物をたくさんしたツーリングだったが楽しかった。

今回も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約620km
燃費 28.0km/L
本日のレギュラーガソリン
147円/L(熊野)、162円/L(高速)、133円/L(地元)

※メイン写真は、蓮(はちす)ダムにて
展望台からだと逆光だったので、堰堤の上を走り反対側から撮りました。対岸中央辺りが展望台です。

※追記
修正します。熊野には、今年の4月にもうひとつ道の駅ができ4つになっていました(熊野・板屋黒兵衛の里)

道の駅『紀宝町ウミガメ公園』

道の駅の3階に展望テラスがありましたが、木が茂って海は見えず(−−;

上)隣接されたウミガメの展示施設

下)中の様子

わかりづらいですが、ウミガメのプールです。
手前の浅いプールにはネコザメがいました。ふれあえますよ^^

ウミガメとウツボ

左上と右)ウミガメの親亀

真ん中)子亀です

左下)ウツボがいました〜

道の駅『七里御浜』と七里浜

せっかくの砂浜なのに、青い海はどこ〜?

R311沿いの景色

まだ雲が低いけれど、だんだん明るくなってきました。

ほぼ貸し切り道路でしたよ^^

道の駅とお昼ごはん

左)道の駅『海山』


右)道の駅『紀伊長島』と鰹のメンチカツ定食

宮川ダムへの道

すっかり青空になり、川面に映って綺麗でした。

宮川ダム

この看板を見た時、恨めしく思いました(^^;

蓮ダムを展望台から

右側の彫刻は展望広場にあったものですが、何の説明書きもありませんでした。

夕焼けがとても綺麗でした

長嶋インターを下りて撮った写真です。

上の2枚は西の空、下は東側を撮りました。

お土産いろいろ〜

今回は珍しくいろいろ買いました。

もちろん、ダムカードもゲットです^^


スポット詳細情報

  • 道の駅 紀宝町ウミガメ公園
  • 住所:紀宝町ウミガメ公園
  • 駐車:あり

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