東海エリア(愛知県) カテゴリ:アジア・エスニック
2018-01-09 19:05:53 走行日:2018-01-07〜2018-01-07
グー!(65)
正月明けの週末は、天気が良いのに所用で乗れる時間がない。まったく乗らずに一週間は精神的に良くないので、友人と約束していたランチにバイクで行くことにした。
とはいえ店へ直行では味気ない。ちょっと寄り道していこう。
前回の初乗りで山方面は凍結の心配があるとわかったので、無難な道を走る。
市街地を抜け、少しだけクネクネを走ると間もなく定光寺公園に到着した。名の通りちゃんとしたお寺もあるが、私の目当ては公園の方。
子ども達が小さい頃はよく遊びに来た。広場の他に水辺もあり、小さな流れには小魚やカエルなどがいて、1日楽しめたっけ。
池を見ると鴨がたくさん。お参りをする人の姿はあるが疎らだ。この長閑な雰囲気がいい。
お気に入りのメタセコイアを眺めながら、ゆっくりと歩く。時間の流れが変わる。
近くの電光掲示板の気温は8℃。陽射しのためかもっと暖かく感じる。
池の回りをくるりと回るとバイクへ戻った。そろそろ待ち合わせ場所へ向かおう。
庄内川沿いへ出て竜泉寺街道を走る。10数年前まではいかにも旧街道という道だったが、今ではベッドタウンの並ぶ片側2車線の新道に変わっている。
その道沿いにお店がある。日本で初めて本格的なチベット仏教を伝えるために建てられたというお寺『強巴林(チャンバリン)』。
現地で修行をされた住職が、ちゃんとした許可を得て建立したという建物は極彩色に彩られ、異国の地へ来たような雰囲気だ。
目的地はその隣にあるチベットカフェだが、食事の前にお寺へ行くことにした。
先に駐車場へついていた友人は、私がバイクで来るとは夢にも思わず声をかけるまで気が付かなかった。「大きいのに乗ってるね。400?」650だよと言っても、バイクのことは何も知らないので「ふ〜ん」と言うだけ。
入口で、お線香代と称して200円を払うと中を案内してくれる。
友人は仏教に少し詳しいのでいろいろ質問していたが、聞いていても私にはさっぱり。ただ、絵を眺めたりするのが好きなだけで信仰心もないという参拝客で申し訳ないが、2階までぐるりと回った。高台にあるので景気がいい。遠くには雪を被った岐阜の山も見えた。
見学を終え、ようやく目的のカフェへ。チベットカレーのセットを頼む。日本人向けにアレンジしてあるそうだが、生姜と唐辛子というピリッとした辛味が効いていて美味しかった。バター茶もまろやか。
食べながら近況やらあれこれ話しているうちに、あっという間に時間が過ぎる。
最後に、お互いに今年もいい年にしたいねと言って別れた。
冬の日暮れは急に気温が下がるので、少し回り道をしつつ16時前に帰宅した。
走行距離 約50km
燃費 給油していないため不明
※メイン写真は強巴林を正面から
チベットカレーのセット
上)チベットカレー
トッピングをいろいろ選べます
左下)サラダとスープ
右下)デザートとバター茶
バターが入っているのかわからないくらいさっぱりとして飲みやすかったです。甘くないチャイのような感じです。
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