バイクブロスコミュニティ

海を見たくて伊良湖へ

東海エリア（愛知県）　カテゴリ：自然
2017-01-21 22:54:55　走行日：2017-01-21～2017-01-21
グー！（72）

21日の土曜日、朝になって予定がキャンセルになり時間が空いた。
明日は天気が良くないとの予報で、予定していたツーリングが中止になってしまった。
それなら、今日走りに行こう。

「海を見たい」

でも、今日は風が強い。あまり遠くまではムリだろう。県内だったら、知多半島と渥美半島、どっちがいいかな？
なかなか決まらず時間は既に昼近く。
とりあえず出発し、気の向く方へ行ってみよう。
高速のインターへひょいと乗った瞬間、行先は決まった。

風は強いが流されるほどではない。
音羽蒲郡インターでおりＲ1へ。そこからＲ23の豊川バイパスへ乗った途端、すごい風。
この道路は高架になっているので、ハンドルが取られる。対面通行で車も多いので緊張する。
早く下りたい。ひたすらそれだけ考えて走る。
ようやくＲ259の分岐点へ着き高架から降りれたが、半島も風が強い。
遮るものがないのだから当たり前か。
走っている時は良いが、信号待ちで止まると、風で倒されそうになりヒヤヒヤ。
風速９～10メートル、気温は7℃。寒いが陽射しがあるのでそれほどでもない。

海岸沿いへ出ると、湾だというのに波が荒い。
やはり無謀だったかな。今からでも遅くない、止めておこうか。
そんな考えが頭をよぎったが、伊良湖22Kmの看板に元気づけられ進むことにする。
さすがにすれ違うバイクも少ないが、ヤエ～をしてくれるライダーもちらほら。嬉しい。

ようやくフェリー乗り場へ着いた時は、ホッとした。
ここは道の駅になっている。2015年の11月に来て以来、ほぼ一年ぶりだ。

そういえばご飯を食べずに出てきたことに気づく。
せっかくだから、恋路ヶ浜へ行ってみよう。
２時過ぎだったので駐車場は空いていた。
何軒か並ぶ店の方へ向かうと、「お食事ですか？　２階へどうぞ」と声をかけられ店へ入る。
海鮮にも惹かれたが、大アサリを食べたかったので焼きあさり定食をチョイス。
焼きたての大アサリにあさりの味噌汁とあさり尽くし。冷えた体に味噌汁が美味しい。

２階からは恋路ヶ浜の海を一望できたが、波が荒く白い波頭が見えた。
１階へ下りて会計をすますと「サービスです」とパイナップルをいただいた。
甘くておいしかった。
売り場に、今朝収穫したばかりというブロッコリーがあったので一つ買う。
トップケースがあるとこういう時に便利だ。

さて、どこを通って帰ろうか。
やはり浜を見下ろすあの道を通りたい。半島の東側を走るR42をチョイス。
でも、行きに見つけたあの場所にも寄りたいな。
頭の中で地図を描く。おそらくあそこで曲がれば・・・
半島を東から西へ横断しＲ259へ戻る。思った通り、上手くいった。

渥美半島には早咲きの菜の花が咲いていて、１月14日から菜の花まつりが開催されている。
でも、昨年も会場の前を通ったが、そこは人が多い。
別の場所にも咲いているので、バイクと写真を撮れそうな場所に目星をつけておいたのだ。

バイクを止めて辺りを見回す。
幼子を連れたお母さんがいたので思わず声をかけた。
よろしければ、写真を撮りましょうか。
「近くに住んでいて、毎日歩いて来ているんですよ」そうなんですか、いいですね。
「ここが一番きれいでしょう」本当ですね。
「バイクですか。カッコいいですね」ありがとうございます。
「今日は風が強いですから気を付けて」
そう言って、子どもの手を引いて帰って行かれた。

行きよりは風が弱まったが、今度は陽が傾いて寒くなってきた。
帰りを急ごう。
混むのはわかっていたがＲ259を北へ向かう。
案の定車が多い。道の駅『田原めっくんはうす』でトイレ休憩し、さらに北へ。
途中少し渋滞していたが、大したことなくＲ23へ合流できた。
高架はまだ風が強かったが、向かい風なので横風よりは怖くない。
行きと同じ豊川バイパスを通り、音羽蒲郡インターから東名高速へ。
トイレ休憩が多くなるのは仕方ないが、寒さでこわばった体をほぐすのにちょうど良い。
最後に給油して、無事故無違反、無転倒で無事に帰着した。

本日の走行距離　約230Km
燃費　26.1Km/L（以前と同じくらいに戻った）
本日のレギュラーガソリン　129円/L（赤羽根）　115円/L（地元）

メイン写真は、恋路ヶ浜の駐車場にて。遠くに伊良湖ビューホテルも入れて。