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逝く前に、行って良かった♪ 奥只見ツー 

甲信越エリア(新潟県) カテゴリ:自然
2015-07-22 00:53:42 走行日:2015-07-19〜2015-07-20
グー!(66)

 どかもん、戸籍上の年齢は62歳、、、しかし、気力・体力年齢は72歳。♪(そろそろお迎えが)
そんな私が、20歳の頃から念願だった『秘境・奥只見』へ、行ける事になりました。♪
死ぬまでには一度は行きたい場所、、、そんな所も次から次にクリアーされ、残るは尾瀬と奥只見。

 その中でバイクで行ける奥只見キャンプ・ツーを、現地に最も近いクラブ員のコシヒカリさんに、企画して貰いました。
越後のコシヒカリさんの企画・先導・案内です。♪(笑)

 7月19日、朝6:00出発。 愛車はポンコツ不調セロー225。
R19で松本市〜長野市を抜け、R117で新潟県十日町市へ、次にK76とK28でキャンプ地の、南魚沼市の登川河川敷公園へ。
途中、R19の信州新町のコメリで工具と針金を買って、道の駅信州新町にてキャブの再々調整をして行きました。

 12:30分、長野市のローソンに到着、お迎えのコシヒカリさんは既に到着でした。♪
コシさんの船頭でR117を進みます。昼間のこの道は30年振りです。
どこをどう走ってるのか?、全く見覚えのない景色です。(汗)
それもその筈、、、昔とは道が違い、新しい広い道が全く違う場所に出来たとか、、、どうりで浦島太郎♪

 十日町でコシさんのお宅に寄って、お茶をご馳走になり、まろん君(♂黒芝)とご対面です。
(よろしくね、まろん君♪)
コシさんのお宅は、R117からコチョコチョ曲がって行った所にある、3階建ての御殿でした。(汗)
そこからはキャンプ地まで25km位です。16:30分頃TAPPYさんが到着予定との事。我々も急いで向かいます。

 ところが17時を過ぎても、TAPPYさんは現れません、、、と、TAPPYさんから電話有り。
『関越道の塩沢・石打ICの近くに来ている、ガソリンを補給してそちらへ向かう』との事。
安心してコシさんと待つが、18:00になっても来ない、、、5分で来れる距離なのに、、、

 そうこうしてると、越後在住のキリンボーイさんが、大量の差し入れを持って、車(ワゴンR)で来てくれた。
病人なのに、病み上がりなのに、来なくていいよ!って、言ったのに♪、、、(笑)
18:30分、コシさんが探しに行って帰って来た。(もう暗くなり始めている)

 仕方ないので、2人はテンとの設営を済ませ、キリンボーイさんは、バーベキューの道具や食材をセット完了。
設営も終わり、車で不足分の食材を買い出しへ、、、と、そこへTAPPYさん、発見!。
ピーピー!、ワゴンRのホーンが鳴って、どっかへ?行こうとしてるTAPPYさんを停止させて、めでたく全員集合。♪
(後で聞いたら、ガス欠になって国道を押していた、、、とか。、、、笑)

 買い出しも終わってキャンプ地へ。『越後牛』『村上牛』の高級食材や、野菜類、ビールに私専用のお茶まで、、、さらにBBQ用のコンロ(金属七輪?)までキリンボーイさんが用意してくれていました。(感謝・感激、、、雨あられ♪)
村上牛は柔らかくて美味でした。越後牛も美味しかったのですが、前歯がぐらぐらで分厚い肉に歯が立たず。♪(笑)

その夜は、何時間も食べて飲んで、大きな声で喋って、、、、、爆睡しました。♪(笑)
夜は雨が降っていました、テントは橋の下。♪

 明けて20日の朝5時、、、早起きの年寄りは、昨日のキャブ調整が不十分だったので、出掛ける前に再調整です。
(どうも吹け上がりが悪い、、、これでは標高の高い峠では、エンジンが止まりそうになる。)
お世話になったキリンボーイさんとお別れして、いよいよ奥只見へ出発です。
(心配したキリンボーイさんも、意外に元気そうで安心しました♪、、、無理してたのかな?。笑)

 魚沼市の小出からR352(樹海ライン)で行きます。
最初の難関、『枝折り峠(しおり)』へやって来ました。頂上までの狭いクネクネ急勾配の道は、舗装して有るものの、対向車との衝突や、崖下への転落に注意が必要です。
頂上の展望台(標高1080m)で景色を楽しみました。キリンボーイさんの言ってた日本海は、今日は霞んで見えません。
そこからは一気の下りで、奥只見湖の西の入り口『銀山平』です。湖面の遊覧船を見ました。
(見ただけ、、、乗らないです、、お金が、、、時間が有りません♪)

 そこからのR352はこれまた素晴らしい!、、、もちろんクネクネ続ずきですが、アップダウンも激しく景色もグー!。
遠くの山々に残雪が見え、近くの谷にも雪渓が有ります。
コシさんはどこか(小千谷市)のPCX150中年ライダーと、ブッ飛ばして消えて行きました。(汗)
TAPPYさんと私は、雪解け水でバイクが溺れない様に気を付けて、安全運転で走行。♪
そんな雪渓が直ぐそばにある所で、緊急停止、、、、雪渓から湧き上がり吹き付ける冷気に、しばし体を冷やし、とっても満足!。♪
(こんな経験がこんな場所で出来るなんて、、、さすが!奥只見、、、と感激。♪)

そんなR352の高い場所の展望台で休憩し、上から奥只見湖や、深い山々の景色を堪能。♪
ここに立って見て、改めて『来て良かった、奥只見』を感じました。(大満足)

湖畔から外れ、次の目的地は、福島県南会津郡桧枝岐(ひのえまた)村の御池田代峠(みいけたしろ標高1580m)の尾瀬御池ロッジです。
(ここは尾瀬の北の玄関口、ここへ車やバイクを置いて(有料P)、シャトルバス(520円)で、沼山峠へ、そこからは登山道を歩いて尾瀬沼へ。)

 御池峠をから桧枝岐村への道の両側には、手付かずの自然が、、、ブナなどの原生林が広がっています。
これにも感動しました。→白神山地まで行かなくても、ここでいいかも?。(笑)
この道は集落が現れるまで暫くの間は、下りの高速走行が楽しめます。(ナイショ♪)

 下り切ると大川の集落からR401となり、南郷からはR289となって只見町へと続きます。
この辺りの南会津では、昔ながらの茅葺屋根民家の有る景色も、密かに期待したのですが、、、
さすがに21世紀、日本中の田舎でも、現代的な建築様式の民家になってるのは、仕方のない事なのでしょう。

 そうこうしてると、只見町に到着、、、信号がないので速い。♪
ここには親子のダムが真近で見られます。ちっちゃい只見ダムと、有数の貯水量を誇る、田子倉(たごくら)ダムです。
只見町から田子倉ダム湖を見下ろし、越後・魚沼市へ至る広いR252を走ります。
田子倉湖へ上がるクネクネ道で、コシさんにまた千切られました。(汗)
ダム湖の湖畔の売店で、ソフトクリーム♪、、、、甘さは合格です。♪

 暫くR252を進んだ場所に有る展望台で休憩。六十里峠と刻まれた石碑が有りました。
(このR252は昔からの重要路線みたいです。この道路整備の貢献者は故田中角栄氏だとか)
展望台からの眺めも素晴らしいものでした。対岸の山にも雪渓が見られます。
急な斜面を縫う様に道は造られていますが、豪雪地帯ですので、殆どの部分は『スノージェッタ-』とか呼ばれる、屋根付き道です。
難工事だった事が容易に理解できます。

 R252を新潟県魚沼市まで戻って、関越道まで来た所で、TAPPYさんとはお別れです。
(気をつけてね♪)
私達ちは、さらにR252の快速道を楽しんで、十日町でコシさんとお別れしました。
(ありがとうございました♪)

 18:30分、ここから長い帰りの道が待っています。
真っ暗になって、、、案の定、飯山市を過ぎた所で、長野市が両側とも表示された標識に出くわします。
真っすぐを選んだら、それはR292になっていた、、、お陰で走りたくもない志賀中野有料道路を走らされる羽目に。(100円)

それからは標識は当てにせず勘ナビで長野市へ入り、R18沿い『すき家』で夕食後、例の県庁の前で、R19に無事に合流。♪
松本までガソリンが持つか?、ヒヤヒヤしながら計算して、眠気と闘いました。
(幹線国道でも、夜はガソリンスタンドが営業していない、長い区間があるので注意が必要です。)
松本市の手前10kmの明科でようやく給油。
松本を過ぎれば走り慣れた木曽谷R19です。居眠りしない様に、検挙されない様に、慎重かつ大胆な運転が望まれます。(笑)
21日(火曜)午前4時、、、無事に帰宅出来ました。

キリンボーイさん、お世話になりました。コシヒカリさん、ありがとうございました。TAPPYさん、お疲れ様でした。♪

今回の走行:960辧(振冉拡顱26.6/L (ちょっと悪い)
エンジン(キャブ)の吹け上がりは、やはり完全には直っていなかった、次は電気(点火系)ですね。

 メインの写真は、奥只見湖を見下ろすR352の展望台からの景色です。
(山々が深いです、遠くの山にも雪渓が、、、走って来た道が見えます。)

道の駅 信州新町にて

  ここでキャブの再調整をしました。

エンジンの吹け上がり改善です。


現在は、平地でも若干の登りが有ると、エンジンが吹けません。

テントサイトはこんな感じ

 南魚沼市の登川河川敷公園です。(キャンプ場では有りません)

しかし、綺麗なトイレの建物が有ります。

夏場の休日は地元の人で賑わいます。(グーグル・ストリュートビューより情報)

今回は台風の影響で人は少なかった。

翌日朝の集合写真

 キャンプ地のトイレの横で撮影。(笑)

最左はコシヒカリさん(ZRX1100ライムグリーン)、左から2人目はキリンボーイさん(ワゴンRうす緑)、左から3人目は私です。そして右がTAPPYさん(CB750Fレッドメタ)

今回の特別功労者のお二人。

  左のコシヒカリさん。
企画・先導・案内と、頑張って頂きました。

右のキリンボーイさん、腰の痛いのに無理して来てくれました。♪

差し入れの豪華食材の他に、BBQの道具まで、さらに調理までやってくれました。
(どかもん、食べる専門♪)

キリンボーイさんの、ワゴンRのお尻が見えます。(笑)

枝折り峠の頂上展望台にて

  頂上展望台のトイレの横で記念撮影。

長く苦難な登山道?を走破して、頂上を極めた喜びで感激、思わずバンザイも。♪(笑)

枝折り峠頂上からの景色

左下の登って来た道が見えます。
ブルーシートの所は、災害復旧工事の部分です。

キリンボーイさん、今回は残念ながら、日本海は見えませんでした。(汗)

壮大なスケールの山々が見渡せます。

R352の脇にある雪渓

 こんな雪渓が出迎えてくれます。

さすが、6月下旬に冬季閉鎖が解除された道です。


天然のクーラーの冷気で全員、極楽気分でした。

水も冷たく美味しく感じました。

雪渓のそばのR352

 R352に停めたバイク達ちです。

ここは湖面に近い高さです。

もっと高い所も走って行きます。

この沢の水も美味しい。

新潟県と福島県の県境

  キリンボーイさんのお勧め撮影スポット、金泉(きんせん)橋にやって来ました。

向こう側は、福島県南会津郡桧枝岐(ひのえまた)村です。


ここで記念撮影をすると、パチンコやスロットで大儲けするとか、、、、キリンボーイさんの情報。♪

尾瀬・御池ロッジ

  R352御池田代峠からちょっと下った所にあるロッジ。

ここは尾瀬の北の玄関口として有名です。(TVなど)

関東からのハイカーは、ここからが多いとか。

(私が行く時には、群馬県側の鳩待ち峠の予定です。)

沢山の人が居ますが、女性のご老人と子供が多いみたいです。(女性は生命力が違います。)

右の後ろ姿はコシヒカリさんです。(笑)


スポット詳細情報

  • 奥只見湖 尾瀬の北の玄関 田子倉湖
  • 駐車:あり

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