北陸エリア（石川県） カテゴリ：その他
2024-05-06 21:03:50 走行日：2023-10-25〜2023-10-27
グー！（1）
1996年。舞台俳優としてなんの経験もないままに初舞台を踏むことになったわたしを、これまた演出助手としてデビューしたばかりの女性が、プロデュースの記者会見当日、リハーサル初日から上演初日〜初日乾杯、中日打ち上げ、そして千穐楽までずっと支えてくれた過去がありました。
あれから、28年。演出助手だった彼女は現在金沢市で舞台芸術に関わる施設のトップ職に就いていて、舞台俳優だったわたしは国内公演や海外公演などこなしつつも、バイトまみれの東京の舞台現場からいつしか離れ、新潟県に移住してからは語学力だけを頼りにバイクでどこへでも駆けつける通訳者として生活しています。
ある日、彼女から現在の役職就任の知らせを受け、「ちょっと待てよ？金沢なら、高速使えばバイクでうちから3時間くらいで行けるよね？」と気付き、直接会いに行ってお祝いのことばを届けに行くことに決めました。
前回の日記で、ツーリングのウエア選びに関するアドバイスをくださった皆さん、ちゃんと行けました！
28年ぶりの再会も出来ました！
本当に、ありがとうございました！
金沢なんていうゴールデン観光地で貴重すぎる喫煙コーナー
石浦神社の片隅に、喫煙コーナーが！若い日本人の男性の他、台湾から来たという観光グループのメンバーたちが、ほっと一服入れていました。かく言うわたしも喫煙者。金沢市も御多分に洩れず、路上喫煙全面禁止なので、神社大好きのアガリっぷりよりも「タバコ吸えるの！？」という驚喜に湧いてしまいました。
でも、この喫煙コーナーに集まって一服してる人のほとんどがiQOSなどの電子タバコの中、わたし一人が手巻きタバコでちょっと浮いた気分に。
広坂稲荷神社。みんなの願いが込められた絵馬たち
なんとも表現できない気持ちになりつつ、笑顔が漏れました。
広坂稲荷神社。良くても悪くてもとにかく結んでおけ！おみくじ！
ものすごい数で圧倒されました。ちなみにわたしは、どこでおみくじを引いても、必ず持ち帰って1年の教訓として自室のベンジャミンに結んでます。
広坂稲荷神社。有名なアレ。
弟切草とか、かまいたちの夜なんかを彷彿とさせられるスゥッと冷えた風が吹いてました。ヒェエ。
そんな昭和生まれ丸出しのわたしを横に、最下段の石畳にモデルのようなポーズで座り続けるウェスタンな若い女性が、セルフポートレートを撮影されていました。
うっかりカメラの前を遮ってしまったので、「ごめんなさい、撮り直す？」と「英語で聞いたら「タイムプラスだから平気」とおっしゃって笑ってました。
タイムプラスって何ですか.......
松涛庵（金沢21世紀美術館敷地内にある、移築された茶室）
実はひょんなきっかけから、数年前に日本の在来軸組工法での木造建築や、日本における建築基準法、建築の歴史などについて学び、現在どういう訳か二級建築士受験資格も得たので、受験生として仕事の合間に夜学で学科の勉強をしてたりするんですが。
それとは別なんですが、わたしの幼少期に、『橋のない川』で有名な奈良県出身の小説家「住井すゑさん」がご近所にお住まいで、住井さんと母で交流があったため時々住井さんのご自宅の敷地内にあった茶室に呼んでいただいて、お作法もへったくれも分からないクソガキなのに、美しい茶室でお茶を頂きながらいろんなお話を聞いた思い出があります。
茶室って、人の精神がシーンと静まって、禅の境地へと誘ってくれるものだなぁと、クソガキながら思っていました。
松涛庵その2（金沢21世紀美術館敷地にある移築された茶室）
アップするとキリがないのでこれでやめますが、こういうアングルの和風造作建築の写真がスマホのメモリを圧迫していますw
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