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北の国から龍馬の里へ

四国エリア(徳島県) カテゴリ:自然
2010-11-12 22:45:17 走行日:2010-10-14〜2010-10-18
グー!(2)

「何故オフシーズンにロングツーリングに出かけるのか?」誰もが抱く疑問であろう、特に北海道に住む者にとってはなおさらである。10月14日 午前8時、晩秋の高速を小樽に向って883を走らせ、午前10時30分発のフェリーに乗り込んだ。船は小樽港を離れ、日本海を航行し、翌15日 午前6時に新潟港へ到着した。
新潟はあいにくの雨、どしゃ降りの北陸道を友達の待つ大津SAに向かって883を飛ばし、午後1時30分に懐かしい顔に出会った。その日は友達と京都の龍馬ゆかりの地を巡り、神戸に宿を取った。
10月16日、いよいよ四国に向けて明石海峡大橋を渡り、徳島の鳴門海峡で渦潮を眺め、香川の高松で讃岐うどんを食べ、高知・桂浜に到着した時には、すでに日は傾き、時計は午後4時を指していた。
太平洋の彼方を見つめている龍馬像は、夕日を背に受け、その遠い向こうにあるものに想いを馳せているかのように見えた。
10月17日快晴 高知市内の宿を出て、須崎から国道197号線を通り、国道439号線を走って、四国カルストに向かって883を走らせた。
途中で何度も道を間違え、友達とマップを広げては、地元の人に道を尋ねながらのツーリングになった。おかげで、深い渓谷に抱かれた四万十川の美しい流れを見ることが出来て、とても感動した。
高知の道の細さは、出会ったライダーが口を揃えて言うだけあり、北海道の人間にとっては驚きの連続で、特に国道439号線(通称ヨサク)は、道幅の狭さだけでなく、ウェットな路面と落石にとても神経を使った。
四国カルストには正午頃に辿り着いた。四国山地の山々は、北海道のそれとは違い、南国の自然の豊かさと深さを感じさせてくれた。
四国カルストを離れ、松山からしまなみ海道を通り、山陽道から神戸に入ったところで、一緒に走ってくれた友達に別れを告げた。
そこからは、ひとりで北陸道に向かい、敦賀港に着いたのは午後11時15分、翌18日の午前1時にフェリーは敦賀を離れ、苫小牧東港に着いたのは、その日の午後8時、苫小牧の気温は8度、高知の25度が嘘のように思えた。
仕事の関係で4泊5日と余裕の無いツーリングになってしまったが、快く一緒に走ってくれた友達に感謝している。今度は、一緒に北海道を走りたいと思った。

国道439号線


スポット詳細情報

  • 四国カルスト
  • 駐車:あり

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