九州エリア(福岡県) カテゴリ:美術館・博物館
2012-03-27 17:19:31 走行日:2012-03-26〜2012-03-26
グー!(22)
高度経済成長のさなか、夢や憧れが現実に変わっていくことを目の当たりにする最も象徴的なものが車でした。
日本のモータリゼーションの先駆的な役割を担った数々の国産車たち。
その時代を生きた現在のシニア層の間には、その懐かしいフロントマスクから当時の自分に思いを馳せ、新しい世代にとっては、目にしたことのないその斬新なスタイリングから、時代の気分を感じとってもらえる。
今もこんな車を作ってくれたら . . . と、思えるような素敵なデザインの車がいっぱい!!
下の写真以外にもまだまだあるよ〜!^^
トヨペット・クラウン
入口に、ガタローが生まれた(そんな事はど〜でもえ〜?!)昭和36年式の初代クラウンが展示されています
海外メーカーと提携して開発される車種が大半だった時代に、純国産車として開発されました
アメ車っぽい〜!!
日野ルノー・4CV
このノスタルジィ溢れる歴史館は、主に昭和20年代から40年代にかけての馴染み深い国産車(四輪・三輪・二輪)を常時60台以上展示
手前の赤い車は、フランスのルノーが製造した4CVを、日野がライセンス生産したそうです
1953年〜1963年まで製造... この車両は最終型
愛嬌あるデザインから「亀の子ルノー」と呼ばれ、タクシー車両などとしても利用されました
748cc・17馬力のエンジンに3速MT
車両重量600kg、最高速度100km/h
マツダ・コスモスポーツ
昭和43年式
1967年に世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載の2シータークーペモデルとして発売されました
コクピットには7連メーターが整然と並んでいます
当時の大卒初任給は2万円程度の時代に、新車価格は148万円というかなりの高級車だったようです
プリンス・スカイラインスポーツ
昭和38年式
プリンス自動車が日産自動車と合併する以前に製造されていた初代スカイラインのスポーツモデルです
つり目4灯の独特のデザインはイタリア人によるものです
当時のクーペの価格は185万円で、ブルーバードの3倍以上…と、とても高価だったため、商業的には成功したとは言えませんでした
生産台数は60台ほどですので、非常に希少な一台です
テレビ「ウルトラQ」の劇中でも使用されました
3本スポークのステアリングホイールと本革シートが組み合わされています
ダットサン・フェアレディー
手前の白いのが昭和42年式の1600cc、奥の水色が40年式の1500ccです
現在のフェアレディZの源流となるモデルです
1.5Lの直列4気筒G型エンジンは71馬力を発生しました
平日とあってか?お客さんは上のオジサンとガタローの2人だけ
ガタローが生まれた年にオジサンは車の免許を取ったらしい
ココにある車はほとんど乗った事があるらしく、昔話を色々聞かせてもらえた
スズキ・フロンテ & ダイハツ・電気自動車
昭和42年式の二代目フロンテ...
1979年にフロンテの派生車種として「アルト」が誕生するまで、スズキの軽自動車の中心的存在だった車種です
31馬力360ccのエンジンがリアに搭載されリア駆動でした
当時はホンダN360のライバル車として人気を集めました
昭和45年から2年間生産された電気三輪車...
今から40年も前にダイハツは電気自動車を販売していました
販売台数212台
マツダ・R360クーペ
東洋工業(今のマツダ)が製造した軽自動車
それまでオート3輪などを手掛けていましたが、このクルマでマツダは4輪乗用車市場に参入しました
シートは4人分ありますが、後席は狭すぎて大人は乗れません
当時人気が高かったスバル360に対抗すべく、価格もスバル360よりも安い30万円で販売されました
アマガエルみたいで可愛〜い!!
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