東北エリア（山形県） カテゴリ：自然
2015-09-26 13:46:44 走行日：2015-09-21〜2015-09-23
グー！（35）
天気予報でずっと良いお天気だというので、これはもう出掛けねば！
でもどこに、出掛けるかノープランだったので、前日にちょっと考えて、「東北地方に行こう」と決めました。
東北といっても広いし何処へ→そうだ、天気が良いなら夕陽が綺麗なところだな→日本海だな→笹川流れにいってみよう
という思考プロセスです。
メイン写真は、庄内夕日の丘キャンプ場です。
9/21は日本海でキャンプ
9/22は太平洋できゃんぷ
的なアバウトな考えで4時頃に出発。
三郷南から高速道路で一気に会津若松へ。
会津 日中線終着駅廃線跡
喜多方で10時30分開店同時に「松食堂」で喜多方ラーメンへ。佐野ラーメンに似た感じで、澄んだスープに平打ち麺が美味しかったです。店を出るころには大行列でした。
このあとはツーリングマップルを見ながら行先を決めていくスタイルです。
喜多方→米沢のR121に興味をそそられ、熱塩加納町まで旧国鉄超赤字路線だった「日中線」の記念館をマップルで発見。
廃線萌として、立ち寄りました。
ラッセル車と客車が保存され、駅は休憩施設になり、線路跡は芝生広場。ターンテーブル後は池になっていて、いい感じです。
熱塩駅のフォントがイイ感じです。
絶景！笹川流れ 夕日を浴びながら。
R121大峠で山形県に突入！米沢 上杉神社へ。
少し前にNHK木曜時代劇「かぶき者 前田慶次」にハマっていたので、舞台だった米沢に行けて満足。
米坂線に沿うR113を走り、越後大島（いつのまにか新潟県）からR290を快走して村上へ。日本海に出ました！
R345は日本海沿いに走る絶景ロードです。笹川流れの奇岩、トンネル、綺麗な海、夕日。陶酔ツーリングになっていました^^/
庄内夕日の丘キャンプ場
夕日ということはすなわちもうすぐ夜です。キャンプ場を決めなければ。
ここで、「庄内夕日の丘キャンプ場」がとても良いよ、ってミラクルズさんから聞いてたので、ターゲットをそこに決めます。
断続的に完成している日本海東北自動車道（無料）で一気に鶴岡へ。
庄内空港ICから5分程度でキャンプ場へ。ICから近いのは、キャンプ場が庄内空港に隣接しているからです。
テントサイトの目の前が滑走路。うるさいのでは？となるところが、一日に、羽田への４往復だけなので、全く問題になりません。
最終便が１７：５５発。本日の日没１７：４０ころ。ANAのジェット機が夕日に向かって離陸して行きました。出来すぎた演出です（笑
バイクで5分（便利）のAEONに買い出し。ソロキャンプなので、ビール重視。食料は惣菜を買い込みました。
星空も綺麗に見え、静かなキャンプサイトでまったりとお酒を楽しみました。さいこー！
今朝2時過ぎに起きていたせいかビール4本目で寝落ち。
キャンプ場の朝
翌朝日の出前に目覚め。芝生のテントサイトには、ライダーも沢山いました。
キャンプ場の朝その２
管理費400円で、ここのキャンプ場を利用できます。
シャワーもあり、コインランドリーもあり、管理人も常駐していて素晴らしいキャンプ場でした。
鳥海山ブルーラインから望む日本海と象潟
9/22。どうやって太平洋に出ようか。うーーん。まったくルートを決めていない。
そうだ、とりあえず、近くの鳥海山に行ってみよう。
山の天気は午前中なら安定しています。ブルーラインを走って秋田県へ。鳥海山もくっきりと見えました。
象潟市街へ向かって下る鳥海ブルーラインからは日本海も見え、空いている道をのんびりと走ると、とても爽快！
ツーリングマップルを30分くらい見て、ルートを検討。羽後本荘で昼飯を牛丼で済ませ、R108を走って雄勝へ。小野小町が誕生伝説の地だそうです。そういえば、途中のスーパーで会った女性を思い出し、秋田美人って納得しながら、K51→R398へ。このあたり、湯沢市は川原毛地獄、小安峡など素晴らしそうなスポットがあり、今回スルーしてしまいまいしが、もう一度訪れたいと思いました。
国民宿舎からくわ荘
中央分水嶺の栗駒山を越えて須川温泉で秋田県から岩手県へ。一関へ下るR342は途中とんでもなく深い谷間を走る恐怖区間もありました。延々と走ってようやく一関へ。
K19→R343をカっ飛ばし、陸前高田へ。ついに太平洋！
津波の爪痕は無残です。太平洋岸にそってアップダウンを繰り返す国道45号線は、「ここから津波浸水区間」「ここまで浸水区間」の標識があり、とてもあんな高い所まで津波が襲ってきたとは受け入れがたい風景です。
あまりにも痛々しいので写真は撮りませんでした。
象潟で昼食時に予約した国民宿舎からくわ荘に18時前に到着、チェックイン。
夕食が、とてつもないボリュームの海鮮料理。カニやら寿司やら。
ちなみにキャンプ場は隣接してあり、ここも良さそうでした。
唐桑半島先端 御崎からの日の出 ５：２０
翌朝は宿から５分ほど散歩して日の出を拝みに。
「太平洋からの日の出を見る」もミッションに加えていたので、これもクリア。
綺麗な太陽が海から出てきました。
穏やかな日本海と違って、潮騒が太平洋らしいです。
気仙沼 復興商店街南町紫市場
前日にmoto2さんから、連絡が。
「近くの気仙沼に シャークス というお店に行ってみて」
ということで、30分くらいで気仙沼へ。
復興商店街南町紫市場という、仮説店舗の市場の２階にお店がありました。
気仙沼は、サメの水揚げ日本一だそうで、それが店名の由来です。
Tシャツを買い、震災津波の話を聞いたりして１０時半ごろに出発。
以前にも、みちのく一人旅をしていて、そのときは、新青森の健康ランドを出発して十和田湖経由盛岡で昼飯冷麺で夜に帰宅できたので、目安はあります。
昼に仙台でも大丈夫。
っと、思ったら、ここ気仙沼から仙台が遠いです！これは想定外。
今回の軌跡
気仙沼→R45志津川→R398石巻へ。志津川までは、復興のステッカーを掲げたダンプトラックが頻繁に走っています。
津波で全ての街は壊滅。気仙沼線の橋桁が流され橋脚が鉄骨とむき出しになっていたり、言葉を失う光景が、岩手県宮城県福島県と、ずーーーっと続いていました。
堤防を新しく建設したり、土地をかさ上げする工事が盛んに行われています。
一体ダンプが何万台分の土を運べば完成するんだろうか。果てし居なく続く復興への戦いと感じました。行って初めて実感しました。
渋滞のない常磐道を走って帰宅しましたが、福島原発のあたりは、放射能汚染地域になっていて、住めない家もあるようで、うーーんこれは日本の受難だったんだな、と感じました。
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