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孤独のグルメライダー 〜土佐清水・R321ライダーズミーティング出張編〜

近畿エリア(兵庫県) カテゴリ:ラーメン
2018-10-24 23:26:46 走行日:2018-10-20〜2018-10-21
グー!(36)

高知県大月町をメイン会場に行われたR321ミーティングに参加するために泊ツーに出かけました。
そのレポートについては、初日の淡路SAから二日目の途中までご一緒だったす○れっ子ラブさんのレポートにお任せすることにして、自分はすみれ姐さんとお別れしてからの事と、ツーリング中に食した物などについてレポしてみます。

ツーリング2日目、自分は自宅へ、すみれ姐さんはもう1泊するので四国カルスト経由の宿泊先の愛媛の西条へ向かうため昼過ぎにはうしろ髪ひかれる思いで会場を後にしました。 そしてすみれ姐さんとは宿毛のR56で「貴方は左へ〜、私は右に〜、振り向いたら負けよ〜♪」お別れです。(シ○ッカーライダーさん考案のオサーンズギャグ、別名アンルイス)
さて、自分はどうして帰ろうものか?と前夜から考えていましたが、このままR56を走り、高速に乗って自宅までではあまりにも寂しすぎます。 地道を行くのですが、普通に走っても車が多くてこれまた楽しくない。ここでいつもの悪い癖が出てしまいます。結局、四万十市(旧中村)まで戻り、そこからは四国の有名な“酷道*与作ことR439で高知道の大豊ICまで行こうと考えたのです。与作の中村〜大正間、大正〜梼原間は着々と整備が進む与作の中でも酷道具合が色濃く残る区間で、まあ車はおろかバイクもめったに見ることがありません。
時間はすでに13:30を回っていますので、日没までには大豊まで行っておきたいところ。しかし、会場で昼食を摂っていなかったので、中村の市街地で南の愛国王さまオススメの「味噌かつラーメン」を食べていこうと企んでおりました。たしか「支那虎」と言うラーメン屋でも食べられると聞いていました。与作沿いにお店があるのもリサーチ済み。ところが、お店の駐車場は満杯、お店にも待ちがある様子。このまま混雑するところで待っている時間はありません。そこで泣く泣く通過して、中村の市街地を抜け、秋晴れの長閑な農村地帯をしばらくクルージングすると、道は車1台分がやっとな程に狭くなり、中央部には苔が生え、石がゴロゴロする急勾配、急カーブが続く酷道区間に突入。そこから約65Km延々とそんな道が続くありがた〜い修行道となります。
そんな道、車なんか一切通らないと思っていたら、酷道区間に入って2Kmほど行くと前方からアクセラが急坂を降りてきます。ギリギリをすれ違う際に見た運転手は、若いお姉さんで顔面蒼白、まるで余裕なし。きっと道路の案内表示だけ見て入ったのでしょう。車はおろかバイクでもUターンは至難の技。一度入れば抜けきるまでは忍の一文字。「おねえちゃん、あと少しだ。頑張れよ〜」とエールを送りつつ、こちらもタイヤを滑らせながら進みます。そして山の頂上付近、杓子峠の手前でもう1台、おばちゃんの軽四(こちらは現地の方か、余裕の表情)とすれ違った以外は車やバイクとすれ違うことはありませんでした。
その後、大正から梼原の区間は若干道がマシなのでペースを上げて進みます。途中何か食べるところが有ればと思いながら走りますが、酷道の山の中に店などあるはずも無く、ただただクネクネと進むのみ。長時間走った割には少しも前に進みません。
空腹と迫る日没に焦りが出たのか、R197の重複区間に出た際、右折しなければならないところ、左折してしまい、気がつくとR440の近くまで来ていました。途中に梼原の道の駅を通り越した時には時すでに遅し。戻るより進むことにして、カルストの下を通るトンネルを抜け、R33を南下しようやく与作に方向修正です。
そして、R194の重複区間にあるコンビニで豚まんを1個腹に入れて、与作の残り、快走区間をひた走り、早明浦で給油した時点で完全に日が落ちて、大豊に着いた時には周囲は真っ黒になってしまっていました。

※ここからは井之頭”三気筒“五郎さんの心の声です
 ああ、また遭難をヤラカシてしまった。とにかく朝からうぐいすアンパンと豚まんしか食ってない。もうお腹のペコちゃんがポコちゃんとダンスを踊って「踊るポコペコリン」を歌っている。 とにかく何か腹に入れないと… 吉野川PAに入って何か食べるぞ。 あ、よ○ちゃんお師匠からメールが来てる。17:00にはもう家に帰りついてるんか。今頃はいつもの豪華絢爛な夕食を食べておられるに違いない。そんな想像をしたら余計に腹が減った(*_*)
うっ、フードコートのメニューを眺めても心に響く物が何もない。この後に及んで俺の胃袋は選り好みをしやがるというのか?しかし、ここまで我慢したんだ、妥協はしたくない。ガッツリ美味しいものを食べたいじゃないか! よし、次は淡路南PAを目指すぞ。 ……… あー!ここにも胃袋に響く食べ物は無い。 焦るんじゃない、おれはただ腹が減っているだけなんだ。 こうなったら一気に自宅近くまで帰って、2国ラーメンでこってりの醤油豚骨を食うしか可哀想な俺の胃袋を慰めるすべはない。 淡路SAか、昨日の朝にはここから旅がはじまったんだなぁ〜… 、待てよ、こないだテレビでここのラーメンを特集していたな。「淡路島玉ねぎラーメン」いかにも観光客相手のナメたメニューだったな。しかし、お腹のペコちゃんの俺にとって、この玉ねぎラーメンを想像すると… さらに急激に…腹が…減った… ええーい、ままよ!玉ねぎラーメン、食ってやろうじゃないのよ。
 えーと、注文は?ああ、ここ食券制だったな。以前は豚骨醤油食べてそこそこ美味かったと記憶してる。いつもならラーメンだけでOKだが、今日はチャーハンをセットするぞ。 「おねがいしまーす」 は?なんだこの店員は。いらっしゃの一言も発する事なくロボのように作業してやがる。厨房にはバイト君色バリバリの兄ちゃんがラーメン作ってる。あら、煮玉子をカットするのも自動なのね。ちょっとびっくり。 「食券番号4番のお客様〜」 おいおい、受付カウンターのにーちゃんよ、いらっしゃいませは言わないけど、目の前でずーと立って待ってる客に、マイクで呼び出しはするんだね(~_~;)
さて、いよいよ待ちに待った晩ご飯(正確には昼ご飯)にありつける。 見た目は良くありがちな醤油ラーメンにスライスされた玉ねぎ、煮玉子半分、チャーシュー2枚、あとメンマとネギといった構成。 では、セオリー通りスープからいきますか。 は?いやいや、これはいい意味で予想を外して来ている。化学調味料が勝った塩っぱいのを想像してたら優しい野菜などから出る甘味のある優しい口当たりだ。 化学調味料の味もするにはするが、それ以外でしっかりと野菜を入れてダシをとってると思われる。 では麺リフトと行こう。細麺のストレート、バイト君はマニュアル通りに作ってるんだろうか、しっかりとコシをのこして茹でられてる。玉ねぎはどうだ?んん〜、生で辛味が強いな。ある意味新鮮ということか。だが、食べ進めるうちに熱いスープに浸されて、適度にしなっとなって、甘いスープにアクセントを与えてくれている。これって計算されているのか?それとも偶然のなせる技か? そんなことはどうだっていい、今の俺には最高のごちそうだ。
いかにも冷凍を解凍したチャーハンも、プリッとした剥きえびが5個ほど入って満足に値する。
観光地のラーメンと少し見下していたが、失礼した。これは十分に美味しいラーメンだとオススメ出来るよ。後は店員さんの教育をしておいていただきたいね。 ごちそうさまでした〜(´▽`)

走行距離 1日目 518.7Km  2日目 537.8Km 
平均燃費 約25Km/L

杓子峠

与作の2大酷道峠、東は京柱峠、西はこの杓子峠です。苔生す山道を約8キロ、反対側に降りるのも同じような距離。もちろんガードレールはなく、落ちたらオシマイ。SS海苔やハーレー海苔を連れてきたら間違いなく友を失います。ソロ限定ですねぇ。

下津井橋

梼原川に架かる橋でちょっと休憩がてらパチリ。
奥にちょっと変わった橋があります。「めがね橋」というらしいのですが、詳細はわかりません。
橋のたもとに地元の人がたむろしてましたが、その前でUターンしたら、一斉にこちらをガン見。
こんな山の中、ゾンビだったらどうしよう?と一瞬恐怖を感じました(;^ω^)

淡路SA「ラーメン尊」淡路玉葱ラーメン

淡路玉葱ラーメン&ミニチャーハンセット(980円)
サービスエリアのラーメンにしては美味しいラーメンです。胃にやさしいあっさりスープがいい感じ。

麺リフト

細麺のストレート。あっさりスープとよく絡みます。フライドオニオンのチップも美味しさを底上げします。チャーシューは普通(・∀・)

おちゃくりcafeでスイーツ

道の駅とおわにあるカフェで四万十栗を使ったスイーツをいただきました。注文したのは「しまんとモンブラン」(500円)コーヒーとのセットを川の見えるカウンターでのんびりと食べました。空の青と川のエメラルドグリーンが美しいです。
黒い綿菓子が大好きな師弟コンビで食後にアメフラシのお祈りを捧げましたが、力尽きました(爆)(写真右下)

四万十栗のモンブランソフト(450円)

おちゃくりcafeで食べたすぐ後にソフトクリームもいただきました。アイスは別サイズの腹、略して「ベツばら」です。
小さく見えますが、たっぷり詰まってて、濃厚な栗の味で大満足でした。

鮎の開きフライ(300円)

愛○ング陛下、すみれ姐さんが鮎の塩焼きを購入されているのに、天邪鬼な自分はアジフライならぬアユフライをチョイス。
さすが四万十の鮎です。フライになっても、上品な身のお味が濃ゆ〜い。何も掛けなくてもいい味が付いてます。

ヤマザキの塩豚まん

ハラヘリーノの限界に達してコンビニで購入。
普通の豚まんとの違いはわかりませんでした。
これ食べながら、「551が食いたい」と真底思いました( ̄Д ̄)ノ

番外編:坊っちゃんだんご

アメフラシのお師匠さまから拝領した松山銘菓です。
嫁さまと仲良く分け合って頂戴しました。
ありがたや、ありがたや〜


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