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本州最東端、最北端&ちょこっと北の大地ツーリング〜2日目

東北エリア(青森県) カテゴリ:自然
2018-09-14 21:10:31 走行日:2018-09-07〜2018-09-07
グー!(31)

宮古で本州最東端訪問証明書をゲット、つぎは階段国道のある竜飛崎を巡ってから最北端の大間崎を目指すことに。
前日はバイクを預けていた運送会社のオープンの都合で出発は遅めでしたが、この日は5時30分出発の予定。
何故にこんなに早いのか?それは竜飛崎から大間崎まで陸奥湾沿いを走るのではなく、むつ湾フェリーで海を渡るフェリーの予約の時間があるのと、最北端到達証明書がもらえる観光案内所の営業時間までのタイムリミットがあるため。
少しでも予定が押せば証明書がもらえないため時間的に結構タイトな予感。

早朝の車の少ない中、八戸や十和田市の市街地を抜けて、目指すは八甲田山の山中、酸ヶ湯温泉。八甲田山死の行軍の経路であったと言われる県道40号で雪中行軍遭難者銅像を見学後、酸ヶ湯温泉で朝から一っ風呂浴びます。総ヒバ造りの大きな建物の中に「千人風呂」という湯船があります。ここは混浴なんですが、一応仕切りがありました。(残念?)

お風呂に入ってスッキリなのですが、外の天気はスッキリとはいかず、今にも降りそうな雰囲気がずっとしています。八甲田山を下りて黒石市、弘前市を抜け日本海に抜けたら、ブサかわ犬「わさお」君で有名な七里長浜きくや商店さんに立ち寄り、わさお君にご挨拶?後イカ焼きを購入し、日本海沿いを竜飛崎に向けて北上します。ここで何とか持ちこたえていたお天気もついにアメフラシの性か、ポツリポツリと降り始め、カッパ着となりました。
竜飛崎に向かう竜泊ラインこと国道339は中泊のキャンプ場を超えると一気に人気のない寂しいところをアップダウンしながら延々と続く道で、少しウエットの路面では速度も上がらず、一体いつまで続くかこの道は?状態でした。このため予定していたタイムスケジュールに少し遅れが出始めたので、竜飛崎は早々に引き上げ、むつ湾フェリー蟹田港ターミナルへ急ぎます。
ちょうどお昼辺りでしたので、何かお昼ご飯が食べるところはないか?と探しながら走っていると、1軒の小さな食堂を発見。いつもならばスルーしそうなその食堂、ここで孤独のグルメライダー”井之頭”三気筒五郎のグルメレーダーが激しく反応をしたのです。すぐさま前を走る腐れ縁にインカムで「ここ、入るでぇ〜!」と連絡し、緊急ピットインです。
お店に入ると、何とも殺風景。本当にご飯が食べられんの? まさかのグルメレーダー不発? 店内にいたお母さんに「食事出来ますか?」と聞くと大丈夫とのこと。で、メニューは?「壁に貼ってる2種類だよ」 見ると、「本まぐろ丼」「魚定食」の2つのみ。 さあ、ここで究極の選択。やめて出ていくのか?はたまた2種類のメニューから選んで食べて行くのか、そして食べるとしたら本まぐろ丼が有力候補。しかし今からマグロで有名な大間に行くのに昼にここで食べちゃうっていうのもなぁ…  ここで昨晩ブロス友のMyGSR750さんからもらったアドバイスを思い出す。大間ではすでに今年の割り当て漁獲量を超えていて新鮮な地ものは食べられないってこと。大間ではマグロにこだわらなくても良いと思われる。だったら、同じ海で捕れるこちらでも構わないんじゃないか?って判断し、2人とも本まぐろ丼を注文。不安の中、やって来た丼を見ると、これがなんだかとっても美味しそう。身の感じからすると中落ちだと思われる。わさび醤油を作って回しかけ、一口食べると… まぁ、うま〜い(*´∀`*) 付け合せのコンニャクのような物、実は高級海草(名前聞いたけど忘れた)を固めて出来てるらしく、独特の食感でこれも旨し。店のお母さんも愛想が良く、楽しくお話をしながら楽しい食事となりました。店内でかかっていたラジオは北海道の放送局。震災の情報を流している。明日の事が少し気になる。

 蟹田港からむつ湾フェリーに乗船し、船内で下船後の相談。実はこの後はむつ市に回って1軒温泉に入る予定があったのですが、竜飛崎への道で時間を食ったので、半島の西側を通り大間へ急ごうと言うことになりました。ところがこれが大間違い。国道338の西側区間はキツめのコーナーでアップダウンを繰り返すプチ酷道だったのです。しかもウエットの路面で無理はできず、大間崎のマグロのオブジェにたどり着いたのは案内所の閉館ギリギリ。何とか滑り込みセーフでした(~_~;)
結局、お昼に食べた丼に満足して大間ではマグロを食べず、晩ご飯はホテルの食堂で済ませました。

 翌日は大間からフェリーで函館に渡ることになっています。震災の北海道に行って果たして大丈夫なのか?収集した情報では何とかなりそう。しかし天気予報はニセコリベンジに黄色信号を点灯させています。さて、どうなりますか?

走行距離 359.6Km  燃費 25.4Km/L

※以下、次回のレポートに続きます。

八甲田山・雪中行軍遭難の地

健さんの映画を観てどーんと暗い気分になった思い出があります。駐車場から100mほど登ったところに銅像が有り、階段を上がっていると、まずミミズがニョロニョロ、もう少し上がると毛虫がニョロニョロ、さらに進むと… ! 長いヘビがニョロニョロ前を横切りました。まさかの三段オチでした(・∀・)

酸ヶ湯温

温泉前まで行くと硫黄の臭いが鼻をつきます。
混浴の千人風呂に入って見ますと、男と女の間に覗けないように衝立が有りましたが、そこにわざわざ行ってのぞき込む70ぐらいのじーさん2人組。
こう言うモラルのない奴を見ると情けな〜くなります。 どうせオバァしか入ってないんだから、止めときなって(=_=)

七里長浜 きくや商店

日本海沿いに出たところで立ち寄りました。
バイクを止めた途端、1匹が猛烈な勢いで吠えたてます。看板によるとわさおの奥さんのつばきちゃんだそうで。「こら〜、おめーら、何人んちに勝手に入って来てンダァ?」とでも言ってる様子。一しきり吠えたら奥に引込んでしまいました。わさおと娘はどこ吹く風で座ってます。
う〜ん、わさおよ、お前さんも大変そうだねぇ(-_-;)
お店でいか焼きを買ってフェリーでいただきました。ウマウマでしたが喉が乾きますよ〜

階段国道339

竜飛崎で有名な階段国道。降りていったら帰りが大変なんで上から写真のみ。ここへ来るまでに青函トンネルの記念館があったので見学したかったのですが、時間が押してたので泣く泣くスルー。

津軽海峡冬景色の歌碑

歌碑の前で「イイ〜ネ!」
ボタンを押すと歌が流れる、真狩村の細川たかしの像とおなじですね。しかし今では上野から電車に乗っても連絡船ではなくて海底トンネルですから、こんな歌は二度と作れないんでしょうね。
浄蓮の滝に竜飛崎、石川さゆりの聖地2ヶ所達成です。

お食事処 ささ木

国道339沿いに忽然と姿を現したそのお店。のぼり旗を立ててなければ間違いなく通り過ぎます。
しかし外観で判断してはいけないと思いました。いただいた本まぐろ丼は本当にうまかった!お値段は1800円。よそで食べたらおそらくこんな値段では食べられないでしょう。自分たちが食事中、お母さんに電話が入り、聴いてると、どうやら予約の電話の様子。 ここらではファンが多い人気店? グルメレーダー、今回も大当りでした(*´∀`*)

むつ湾フェリー

津軽半島〜下北半島を結ぶフェリーで陸奥湾をショートカット。意外にも観光バスが3台乗ってきて、船室はバス旅行のジジババでいっぱい。おまけに船内の放送がうるさいだの、エアコンが効きすぎてるから切れだの、好き放題言って添乗員を困らせてました。ああ言うのを老害というのでしょうか。
あんな風にはなりたくないと心底思いました(*´д`*)

JAアオレン りんごジュース

県内を走っていると林檎畑があちこちに。すでに赤く色付いている林檎もあって、食べたかったのですが勝手にもいで食べるわけにも行かず、仕方なくフェリーの待合室でジュースをいただきました。まさに日本のりんごの果汁といった自然なお味でとても美味しかったです。

大間崎、マグロのモニュメント

前日の本州最東端に続いて最北端に到達です。
人様のツーレポなどでおなじみの光景も自分の目で見て、自分の足で立てば感激もひとしお。
マグロに乗っかってお尻ずらして膝擦り〜ってしたかったですが、温泉のジジイの様な恥知らずにはなるわけにいきません。大人の対応でございます。
(-^〇^-)

帆立フライ定食

竜飛でマグロをお昼に食べたので晩ご飯はホテルのレストランで帆立のフライにしました。
お値段1190円、帆立がもう1個多くてもよかったんじゃね?


スポット詳細情報

  • 大間崎
  • 住所: 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜

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