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2017北海道ツーリング〜最終日・最後はやっぱりアメフラシ( ;∀;)〜

北海道エリア(北海道) カテゴリ:小売店
2017-09-24 01:02:46 走行日:2017-08-29〜2017-08-30
グー!(34)

目覚ましは6:00にかけたはずなのに、5時台にけたたましくスマホが鳴った。画面を見ると見慣れないメッセージ。あの「Jアラート」で目が覚めた。テレビをつけると北のバカボンがぶっ放した花火で大変なことに。しかし、どうやら自分の頭の上を通り越して、襟裳岬の向こうへ飛んでいったらしい。 今年の北海道最終日はそんな始まりだった。 窓の外は弱い雨模様。

ホテルの朝食バイキングを軽くいただいて、まずはミサイルが飛んだ先、太平洋を望む「地球岬」へ行ってみる。以前の日記にも書いたが、岬の林の中で機動隊がやってきて何か作業をしていた。 こちらはのんびりと岬からの絶景を楽しんだ後、地図で見た「測量山観光道路」なる道を走りに行ったが、どこが「観光」と名前が付けられた道なのか?よくわからないただの狭い林道だった。 なので途中離脱して、「道の駅 みたら室蘭」で写真を撮って、白鳥大橋を渡りながら、素晴らしい眺めを楽しむ。 伊達市内から北上し、昭和新山〜洞爺湖を抜けて、以前から気になって仕方なかった「きのこ王国・本店」に初入店した。 駐車場に行くと荷物満載のKTM・RC200のそばにいたライダーが軽く会釈をしてくれた。そばに停めて話をすると広島から来た大学3回生で、初北海道だと言う。 キノコ王国の怪しげな佇まいが気になって駐車場に入ったが、入店を躊躇していた模様。 せっかくだからと、一緒に店に入ることに。 キノコ汁とキノコ入り骨付きソーセージを頂きながら、色んな話をして、彼は南へ、自分は北へ。 互いの無事を祈念しつつお別れ。
 次は北海道ツーリングを許されている最大?の理由、メロンの買い出しのために道の駅ニセコビュープラザの産地直売所を目指す。室蘭からは弱い雨が降ってはいたが、走行に支障があるほどではなかったが、ニセコに近づくにつれ、雨は強くなってきて、ビュープラザに到着したころには本降りになってしまった。 ここでニセコメロンの赤肉・青肉を選んで自宅に配送して、一安心。 後はニセコパノラマライン〜岩内〜神威岬へぐるっと回って小樽へ向かう予定だったが、アメフラシのスキルは健在で、雨雲レーダーで確認すると、そちら方向では土砂降りの雨が降り続いている様子。 他の雨宿りライダーに混じってボーっとしていたが、土砂降りの中を走ってもちっとも楽しくないのは去年経験済み。 早めに小樽に行って、小樽観光でもすればいいと、意を決して出発。無駄な回り道をせずR393で毛無山を越える時、一番酷い吹き降りに有ったが、毛無峠を越えると、何とそれまでの雨が嘘のように晴れ間が。 ニセコパノラマラインはリベンジ決定だな〜。

その後は小樽の観光地で会社のお土産を買ってみたり、ブラブラしてみたが、少しも時間が経たない。もう一度神威岬方向へ行くことも考えたが、無理をして何かトラブルがあってもダメだしなぁ。 そう、去年は最後の最後で同行者とつまらないケンカをしたばっかりに、1年間悶々とした思いをしたのだから、楽しく終われるようにしなきゃいけない。 というわけで、夕方に小樽市内を一望できる天狗山に登って、暮れ行く街並みを眺めてこの地を去ろう…、などとカッコイイ事をしようとしたら、山の上はもう寒い風が吹いてて、長い時間居られないほど。天気もさほど良くなかったので、夜景を見ることなくさっさと山から下りて来た。

最後は恒例の味噌ラーメンをすすって、フェリー乗り場へ向かい、お土産の最終チェックをして、乗船待ちの列に並ぶ。平日だったが、行きのフェリーよりもバイクの台数は多かった。 そしていよいよ、北の大地とのお別れの時がやってくる。
去年はケンカのせいで旅の記憶に浸ることも無く、ただただ怒りの気持ちだけであったが、今年はしんみりと、旅の思い出、無事に終えることが出来たことに感謝して、小さくなる小樽の街の灯を見る事が出来た。 もうこれだけで今回のツーリングは大成功なのです。楽しい気持ちで旅を終えることによって、やっと時間が止まったところに巻き戻すことが出来ました。 以前の同行者とは仲たがいをしたままでしたが、これを機会に関係修復もしないといけないなぁ。

走行距離250.9Km 燃費(計測なし)  今回の全走行距離 2103.9Km
レポート完結に1月近くかかってしまいました。長々のお付き合いいただいた方々、ありがとうございました。(完) 

※メイン写真 : 地球岬「幸福の鐘」もちろん鳴らしてみました。機動隊員が振り向いた〜(;^_^A

地球岬からの眺望

上段:太平洋側 曇ってましたが、遠くまで見渡せたので、地球のスケール感は感じることが出来ました。
下段:室蘭市街側 街中は通勤通学の人たちでごった返してましたが、岬には自分と機動隊だけ。

道の駅「みたら室蘭」から白鳥大橋

ブロ友さんが良く写真を撮っているところかな?と思って立ち寄りました。橋はこうしてみるよりも渡ってナンボと思いました。夜景の時間に通るときっと綺麗だったでしょうね。いっときゃ良かった〜

昭和新山

さっさと写真だけ撮って帰ろうと思ってたら、うっかり有料駐輪場にはしってしまい、おっちゃんに徴収された〜(;´Д`) なので、しばらくはそこでゆっくり休憩してたら、神戸ナンバーを見つけた駐車場のおっちゃんが、震災の復興工事で神戸に行った話をして来た。神戸の復興が早かったのには驚いたとの事。おっちゃんには神戸の復興に一役買ってもらったことにお礼を言って立ち去りました。
駐輪代はかかったけど、少し良い気分にさせてくれたので良しとする。(*´ω`)

きのこ王国本店

初めて前を通った時は「何じゃね、これは?」と思ったものです。それから何度か前を通りましたが、同行者が立ち寄ろうとしなかったので、ソロで初めての来店です。たしかに「キノコ汁100円」って看板、怪しいもんねぇ。

広島ボーイのRCとともに

人懐っこい笑顔の大学生。RCに満載のキャンプ用品で「北海道1周します」ニコニコ話す。
「あ、これヴェルシスっていうバイクですよね。初めて見ました。珍しいです。」とってもいい笑顔で話す。
まさか、RC乗りに自分のバイクが珍であると言われるなんて…

細川たかしの像

真狩村にある、レイザーラモンRG、いや細川たかしをたたえる碑
たまたま通りかかったので寄ってみましたが、誰も居ません。
手形に手を当てると曲が流れます。下戸ですが選曲は「北酒場」
♪私バカよね〜♪の「心のこり」は自虐的過ぎるからパスだ。

毛無峠

ここまで、去年を彷彿させる土砂降りの中を走行。小樽の観光地をベチャベチャのままで歩けないなぁと思ってたら、展望台ではお日様が顔を出して、あっという間に乾きました。
アメフラシの修業は完成しておりません。
まだまだ、善の心が残って、ダークサイドには堕ちてない様です。(*´▽`*)

六花亭のシュークリーム

小樽の街をウロウロしてると、六花亭のシュークリームがあって、コーヒーはタダとの看板。
シュークリーム大好きオサーンとしては2個買っていただきました。
他にもあちこちで試食とかして、お昼ご飯を食べずじまいでした。

天狗山から小樽の街を望む

日の入り前にやってきましたが、もう寒くて長居が出来ませんでした。ポツポツと灯りもともり始めていましたが、我慢できない。熱〜いラーメン食べに行こ!

小樽ラーメン問屋 味噌ラーメン

小樽で初めて食べた時は「濃厚味噌ラーメン」というメニューがあって、それがメチャ美味しかった印象が有ったのですが、今回訪れた際、お店のヤル気も感じられなければ、ラーメン自体にも美味しさが感じられません。残念ですがもう再訪はありませんね(*_*)


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