近畿エリア(奈良県) カテゴリ:ラーメン
2016-06-29 00:17:52 走行日:2016-06-26〜2016-06-26
グー!(27)
金曜日の仕事中、前回レポを書いた「くじからラーメン」を教えてくれたラーメンモンスター「ムッシュ・メタボ」から日曜日に奈良までラーメンを食いに行こうとのお誘いがあり、予定もなかったことから快諾。
今回はいつもの「アドベンチャーズ」のメンバーは誰もおらず、メタボ氏の職場の皆さんがご一緒とのこと。
目的のラーメン屋には早くに行かないとだめだというので、集合は8:30に阪神高速尼崎ICのミニPA。
行くと、メタボ氏のユリシーズ以外に、BMWのS1000RRが2台、CBR1000RR、ZZR1200、イナズマ1200が今回の同行者と判明、みなさんヴェル子の倍ほどの排気量…
では、と走り出したのはいいのだけれど、皆さん速い、速い
めったに唸らないヴェル子のエンジンがギュンギュン言っても付いていくのがやっとこさ(;´▽`A``
環状線から松原〜阪和道〜南阪奈道〜K35〜R169とどんどん街中から遠ざかって行きます。
メタボ氏から目的地は吉野の山の中にあると聞かされていましたが、国道からラーメンののぼりのある細い路地に入ったかと思うと、最後には車1台がやっと通れるような細い道を通り、おおよそラーメン屋さんがあるとは思えないロケーションと一見したらラーメン屋さんとは思えないような建物の前に車とバイクがたくさん停まってます。
着いた途端にメタボ氏がバイクを降りてお店の方に走って何やらしに行きましたが、後で聞くとここのラーメンは先着1日限定50杯で、店の前に置かれた紙に名前と人数を書き込んだ順だと分かりました。
自分たちが到着したのは9:50ごろ、メタボさんが紙に書き込んだ時点で50杯を若干のオーバー、お店のご厚意ではみ出した2人分はセーフとなり、間一髪で食べれることになりました。(;^ω^)
以前にTVで紹介されて以来お客さんがどんどん増え、週末は激戦なのだそうです・
お店の開店は11:30、1時間30分前ですでに売り切れということになり、そのあと続々とやってきたお客さんはガッカリして帰宅されておりました。
売り切れになったため店の開店が1時間早くなったのですが、我々は順番の1番最後ですから、前に居るお客さんがすべて帰るまで待たなければならないので、店の前を流れる吉野川の河原に出て石を投げたり、木の隙間にクワガタが居ないか探したり、自然を満喫しながら待つこと3時間7分でようやくラーメンにありつくことが出来ました。(味のインプレは下記参照)
後々考えれば、3時間もあればどこか走ってきても良かったかもと思いましたが、自然を楽しんで待つのも美味しいラーメンの1部ではないのかなって思いますね。
ラーメンに大満足して帰ろうとすると、お店の大将が「君ら、どんなの乗ってきたん?」と言って我々のバイクを見に行かれました。
大将は以前バイク9台を所有するライダーで、元レーシングライダーの千石清一氏とも一緒に走った仲だそうで、いろいろお話をしてもらった後、塩飴を皆で食べろといただきました。
食後、奈良から三重まで走ったあと、室生寺に参拝した後、針インターで現地解散となったのですが、道中SSやメガクルーザーのスピードに追いつくのがやっとで大変でした。
西名阪では皆さんあり得ない速度で帰って行かれましたので、自分は今日食べた美味しいラーメンと美しい自然の余韻に浸りながらボチボチ帰りました。
お店外観
山と川に挟まれた狭い道路沿いにポツンと建ってます。
慣れた人は名前を書くと近所の喫茶店に行ったり、走りに行ったりして時間を潰してきているようでした。
せっかく自然豊かなところなので、鳥の声を聞きながら無駄な時間を過ごす贅沢もラーメンの味のうちかと
塩ラーメン
メニューは「ラーメン」と「マグロ丼」のみとシンプル。
肝心のラーメンですが、元すし職人の大将によると、魚介系と動物系のスープを割ったものに、塩ダレを入れただけのこれまたシンプルなお味
スープに雑味が無く、白菜の甘みが感じられ、柚子の皮の香りが食欲をそそります。
こういったスープは日ごろ濃い味付けメインの人や、化学調味料に舌をやられた人にはただの薄い汁ぐらいにしか感じられないでしょうから、人を選ぶラーメンと言えるでしょう。
室生寺仁王門
ラーメンの待ち時間で半日潰したので、どこにも行ってないからと、宇陀の「女人高野」と言われている室生寺へ
秋の紅葉シーズンのは人だらけの室生寺ですが、この日は団体さん1組に一般の人がチラホラ
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