東北エリア(宮城県) カテゴリ:自然
2011-11-20 21:22:53 走行日:2011-11-20〜2011-11-20
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東日本大震災から8ヶ月。
松島〜東名〜野蒜〜大高森までの短ツーに出発。
南三陸自動車道は, 鳴瀬奥松島ICまでは走られますがその先は不通です。
震災からの復興・復旧など, 確かな一歩はあるものの,
多くはまるで進行していないと言えるでしょう。
松島海岸の中心部は多くの島々によって津波から守られ,
大きな被害は少なかったので観光客が少しずつ戻ってきているようです。
しかし, そこから石巻方面へとなると, 道路の段差・片側通行は当たり前。
道すがらの住宅は津波を被って崩落した状態のままが多くありました。
漁港は地盤沈下のため, 桟橋も海水に浸かっています。
奥松島は, もはや誰も住んでいない, 原野のようで,
じっと景色を見ていると涙が出そうになります。
それでも自然は, きれいな紅葉で心を和ませてくれています。
ある時は恐怖・ある時は癒し。自然への畏敬の念を実感します。
JR野蒜駅
ここまでの途中にあるJR手樽駅は雑草が茂り, JR東名駅は線路すらなく, JR野蒜駅では津波の際の避難先によって生死の運命が分かれた場所でもあります。
折れたコンクリートの電柱がその破壊力の大きさを物語っています。
瓦礫(がれき)
ここには県松島自然の家やかんぽの宿がありましたが, 津波で流された住宅や防風林, 船舶等の瓦礫置き場になっていました。
自分の家や職場も損壊があり被災者ではありますが, その程度の差こそあります。
謹んで被災された方々にお見舞いを申し上げます。
新しい一歩を!
できることから少しずつ, 街の復興を願うのであります。
スポット詳細情報
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