東北エリア(宮城県) カテゴリ:自然
2011-11-13 01:44:36 走行日:2011-11-12〜2011-11-12
グー!(1)
宮城県角田市と山元町の境界にある四方山展望台を目指しました。
ここからは, 東には太平洋の大海原が、晴天時には遠く牡鹿半島や金華山が見え、西には蔵王連峰の雄々しき姿を満喫することができます。
さて,コースは, 仙台→白石→斗蔵→丸森→角田→四方山→山元→仙台という
約250kmの日帰りツーです。
市町の境界はできるだけ県道・市道・農道に限定して,国道は走らず,
遠回りでも道路を独占できるような快適なコースを選択しました。
地図を持たずに, 勘と標識だけを頼りにで走行したので
斗蔵あたりでは深い山道に入ってしまい,三叉路で右か左かの選択をしながら,
成り行きで何とか目的地へ到着です。
そこから見た景色とは・・・・。
四方山展望台からの眺望
東日本大震災から8ヶ月。
ここからの眺望は絶景ではありましたが,
よく見ると, 海岸線には防砂林もなく,
住宅もない, ただの更地でありました。
常緑の松や杉の木は, 潮をかぶって茶色になっています。田畑は稲刈りの形跡もなく,
震災の傷跡が一望でした。
改めて復興までの長い道のりを感じます。
実は, 四方山の入り口は瓦礫の集積所になっていました。
3.11のあの日, あの時, あの瞬間。
恐怖・愕然・絶望・やがて使命感・連帯・絆
そして, 自然への畏れ・・。
いろいろな感情が一気に吹き出して, 必死になっていた自分が蘇りました。
被災によって尊い命を亡くされた方々に,
心から黙祷を捧げます。
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