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後世に残るとは

中国エリア(鳥取県) カテゴリ:建物・史跡
2016-05-19 22:11:16 走行日:2016-05-18〜2016-05-18
グー!(8)

 今日は休暇を取って、かねてから計画していたツーリングを決行しました。
朝の五時過ぎに目覚め、準備万端整え六時前に出発。やはり早朝は寒く米子市内でも電光掲示板の温度表示は10℃。
それを見越して上は合羽を羽織っていて正解。岡山方面へグングン進んで、R181と別れ、R180に入ってまだ峠前というのに温度表示は5℃ !! 物凄く寒く手と膝太ももがガチガチ。真冬のような寒さに辟易しながらも、朝もやの中を走り続け、新見、高梁、総社と走り抜け、遂に最上稲荷に続く大鳥居まで来ました。ここで記念撮影。
 最上稲荷駐車場に着いたのが午前九時。人が全くいないのを訝しく思いながらも、身支度を整え、参道へと足を運びます。ここの参道にはびっくりしました。まるでアーケード街のように両脇にずっと店が並んでいるのです。仁王門を過ぎ本殿を横目に目指すは右手から急峻な坂道を登り切った先の秀吉本陣(一ノ丸)ここから眼下を見下ろすと開ける光景、それが本日の私のテーマ、時は戦国時代、備中高松城水攻めの考察。
 「湿地帯という天然の要害に阻まれ、高松城を攻めあぐねていた秀吉軍は、その湿地を逆手に取った天下の奇策水攻めを思いつき三キロ近くの堤防を築き、そこに足守川の水を引き入れ、高松城を湖上の城として孤立させた」ここからの眺めは本当にそんな事が可能なのか?と信じられないスケールなのです。ハリウッド映画級の一大スペクタクルです。
 
 そこから降りて今度は城のあった場所高松城址公園へと向かいます。そこはもう400年前そんな事があったとは思えないほど平和で優しい時間が流れている公園でした。湿地帯というだけあって蓮池が広がっています。さて、「水攻めによって孤立無援になった城主清水宗治は城兵の命を助けるための交換条件として自らの命を差し出すために、湖上に小舟を出し、多くの人が見守る中、切腹する」この人物、歴史の表舞台に登場するのはこの時だけですが武士(もののふ)の最期として天晴な散り際が、その後の語り草になっております。やはり後世に残る人物は潔いです。資料館がありましたので入ってみたら水攻めのジオラマと1985年ここで洪水があった時の写真が展示されていまして、水攻めの光景が現出されたなと皆さん感じられたのではないかと思いました。その後近くの寺近くにある清水宗治自刃の地を見た後、田んぼの中に「ごうやぶ」といわれる一本の木が生い茂っている場所があり、何でも宗治の郎党が「私たちも殿のお供をする」と刺し違えて死んだ場所であるとか。高潔な宗治像を語る上でのエピソードの一つになりそうです。
最後に少し離れたところにある高松城水攻め史跡公園を見学しました。
正午あたりはもう暑くて真夏のようでした。木陰で少しのんびりしてから、帰路につくのですが、帰る途中、高梁に寄り、以前友人が見たいと言っていた我が郷土の英雄、山中鹿之介の墓を撮影し、近くの店で遅めの昼食を摂り、帰るのですが新見あたりまで来ると気温30°C、更に進むと33°C えー!! 本日は5℃〜33℃まで体験した超ハード・ツーリング!?帰りは行きと違ってのんびり休憩しながら帰り、午後五時に自宅到着。走行距離320Km 燃費40.3Km/l

案内板が面白い

公園内の蓮池


スポット詳細情報

  • 高松城址公園
  • 住所:岡山市北区高松558-2
  • 電話:086-287-5554
  • 営業: 平日 10:00〜15:00   土日祝 10:00〜15:00
  • 休日:月曜日
  • 駐車:あり

8人がグー!を付けています。

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