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恋するソマリアを読みました。
前回の謎の独立国家ソマリランドの続編です。
前作より薄くはなりました。その分お値段も優しかったです。
その後に出た対談形式の「世界の辺境とハードボイルド室町時代」も読んで
良く出来たシステムだなと思いました。

民族や部族対立はよく聞く話ですが、氏族の概念は意外でした。
バイク業界で言うとホンダ氏族やカワサキ氏族の様なものです。
ホンダ氏族の中のカブ子とクロスカブとハンターカブは分家で
ヤマハ氏族のＸＪ６とディバージョンも分家
スズキ氏族のワゴンＲとスティングレーも分家同士です。

昔マスツーに参加していた頃も氏族？の壁はありました。
ネイキッドやＳＳでないと参加不可と言う人もいました。
ネイキッドＳＳ氏族と言うやつです。
ソマリの掟で男性を殺害すると駱駝百頭、女性だと五十頭で賠償とありました。
女性割礼もあるのでソマリアに良いイメージはありませんでしたが
殺してはいけない者の掟と言うのがあって
意図的に女性を殺すのは良くないとされているそうです。
神罰が下るからと男として恥だからと言う理由だそうです。

モラハラモンスターライダーも
「迷惑で面倒な初心者女性ライダーにお前がいるとチームが迷惑だと怒鳴って追放してやったぜイェーイ！！」とは
ＳＮＳでアピールしないのです。
そう言う事は内心思ってもアピールしたら自分の評価や株が下がるからです。
誰しも自分を良く見せたいでしょうし、素敵な、優しい、魅力溢れる人間だと思われたいのだと思います。
自分は若い美人しか助けません！！と堂々宣言する勇気のある人もいないでしょうな(・・;)
自分がジローラモライダーなら女性しか助けないと言うのはアレなので老若男女問わず助けます。
盗んだバイクで走っている人や無保険の人は助けません。

続く。