GBのタコメーター修理
2012年11月20日 11:11 グー!(6)|コメント(7)
ホンダ GB250 CLUBMAN|GB250クラブマン(1989年式)
今回は、タコメーターの修理です。
古いバイクばかりなんで、ネタは沢山ありま〜す(笑)
カスタムじゃなくて修理なんですけど、日記だと写真が3枚しか載せられないんでこちらへ投稿です。
あるとき走っていたら突然タコメーターの針が異常な動きを始めました。
ビョンビョンと上がったり下がったりで、いったい何回転なのかさっぱり分からない状態です。
突然0rpmになったかと思えば、一気にレッドゾーンです。(笑)
通常は60kmで4000rpmなんで、タコメータが無くても音とスピードでおおよそは見当がつくんですが、何しろ几帳面なんで、動くものはちゃんと動かないと気持ちが悪い...。
で、修理する事にしました。
早速調査開始です。
ネットで同じ症状が無いか、対処方法は???
GBは振動が強いせいなのか、部品が悪いのか、この手の不具合は多いようで修理記録がありました。
私の思うに、原因は部品が悪い。
『やすかる』さんっていう方のブログ『やすの小部屋』に記載されていましたので、早速参考にして修理開始です。
原因は、タコメーター内に使用している巻きバネのハンダ付け外れでした。
こう見えても仕事柄ハンダ付けはプロです。
より信頼性の高いハンダ付けをして修理完了です(笑)
タコメータ内部の写真はやすかるさんの写真を一部無断で拝借しました。
ごめんなさい。
写真1:2012年11月20日 投稿
タコメータの背面のビスを2個外せば中身が取り出せます。
写真2:2012年11月20日 投稿
タコメーター本体に接続されている配線やランプ類を外します。
写真3:2012年11月20日 投稿
針式はどうも信頼性が低い様なので、いっそデジタル化しようかとデジタルタコメータキットを購入して組み立てました。
99999回転まで表示可能ですが、9万回転も回りません(笑)
写真4:2012年11月20日 投稿
例によって、オリジナルのパネルをスキャナーで取り込んで、デジタル用パネルを作成。
写真5:2012年11月20日 投稿
デジタルメータの表示部が完成したので、どうやって取り付けようか考案中です。
しか〜し、ここで考えました。
GBにデジタルタコメーターは似合うのか???
結論は、似合わない。
個人的にもタコメータはアナログが好き。
で、デジタル化は止めました。
写真6:2012年11月20日 投稿
タコメータの修理開始です。
まずは構造の研究(笑)
写真7:2012年11月20日 投稿
簡単に書くと、針に巻き方向の違う巻きバネが1個ずつ付いていて、バランスを取っている。
今回は、そのバネの片方のハンダ付けが外れたんで正しく動かないでした。
分かりにくいですが、1枚目の写真の様に、巻きバネの中心部のハンダが外れていました。
そこを再ハンダ付けすれば修理完了です。
注意点は、このバネを真っ直ぐ取り付ける事。
傾いていると擦れてうまく動きません。
写真8:2012年11月20日 投稿
あとはバラシタ時の反対の手順で組み立てれば完成です。
修理中にパネルの一部の塗装を痛めちゃったんで(アルコールで拭いたら汚くなった)クラブマンのロゴシールを貼り付けてごまかし(笑)