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チェーンとスプロケットは同時に交換する方が良いとの事で、フロント・リア・チェーンを同時交換しました。
チェーンとリアはRKの黒いものに交換し、足回りは真っ黒になりました。フロントはサンスターですが、前からやりたかった丁数変更に挑戦。１速2速のシフトアップが忙しいのと、低速トルクが十分なので、フロントを１丁増しにしてみました。

リヤスプロケは寿命30,000kmほど持つらしいので、走行10,000km程度ならフロントスプロケだけの交換でも大丈夫と思います。
純正に戻す時も、フロントスプロケだけ戻せばタイヤ外さないくて良いし、チェーンもそのままでOKなので簡単です。

フロント1丁増は気軽に試せるカスタムなので気になる方は是非やってみてください。乗り味が大きく変わりますよ！

＜純正＞ フロント：15丁、リア：46丁（減速比：3.06）
＜変更＞ フロント：16丁、リア：46丁（減速比：2.87）

結果は狙い通りで、0.5速くらい増えたような効果がありました。良かった点と悪かった点をまとめると、

＜良かった点＞
・全てのギア幅が広がり、街乗りは5速までで足りるようになった。
・すぐに吹け上がって使えなかった2速が使える様になった。

＜悪かった点＞
・1速ゼロ発進でのドッカンパワーがなくなった。
・全体的にさらにマイルドになった。

スプロケの丁数変更はトレードオフなので必ず長短が出ます。
このフロント１丁増がおすすめなタイプのライダーは、

・基本タンデムしない人（1人ならゼロ発進は十分）
・低回転で走行するツーリング志向の人（高速も燃費も伸びる）

逆におすすめしないライダーは、

・タンデムする人（2人乗はゼロ発進が辛い）
・エンジン回してアグレッシブに走る人（瞬発力が落ちる）

という感じです。私は前者なのでフロント１丁増がピッタリで、ますますフィーリングが良くなりました。1速の発進加速力は純正よりは落ちますが、元々トルクがあるバイクなのでモッサリ感じることはありません。メーカーはタンデムで十分発進できるように設定してるので、1人乗りならこれでも十分OKです。ドカンって発進してたのがグィーンに変わる感じです。あとは4速のエンブレがかなり弱くなりました（これは賛否わからない）。