DUNLOP SPORTS MAX GPR-300を15カ月、13700km（ODメーター25700km）使用してからの履き替えです。
比較対象がツーリングタイヤで有るGPR-300がベースになります。カタログ的な事は下記のピレリHP公式サイトのリンク参照。
PIREE DIABLO ROSSO��(ピレリ ディアブロ ロッソ3)
DIABLO(イタリア語 悪魔)
ROSSO(イタリア語 赤)
"赤い悪魔3世"
製造年と週 1回目 FR 1722（2022/4/20）RR 1322（2022/3/23）
2回目 FR 2723（2023/7/3）RR 2623（2023/6/26）
メイドイン インドネシア
空気圧 FR 200kPa RR 225kPa
交換日 1回目 2022/8/20
2回目 2023/10/14
店舗 マッハ 東京都文京区
https://www.shop-mach.com/
ODメーター 1回目24660km〜39580km 約15000km
2回目39580km〜
ツーリングタイヤからグリップ重視でスポーツタイヤを選択、ライフはGPR-300比2/3迄は妥協し、スポーツタイヤではBS・MI・DLと比べ圧倒的に安価です。
＜タイヤ専門店で履き替えた見た目の第一印象＞
・タイヤトレッド面に”ROSSO�掘匹�兎に角目を引く
・カタログ写真以上にフラッシュアイコン型の溝は深くて大きい、ウェット時の排水性に安心感
・スポーツタイヤなので、もっと中央部が尖っていると想像していたがそれ程ではない
＜乗り出して５kmの印象＞
・トレッドのゴムが新品でぶ厚いせいなのか、ゴム自体が柔軟なのか不明なれど、乗り心地が良い割にタイヤからのインフォメーションが分かりやすい
・路面・速度にも依るが、このタイヤ由来のパターンノイズが大きい時がある
・車線変更時、すっとリニアにハンドルでもニーグリップ操作でも良好に反応する、かと言って直線道路の加速・巡航でナーバスではない
・交差点での右折時、気持ち良いほど楽に倒れてキレイに曲がる
＜慣らし・皮剥きでR299道の駅あしがくぼ迄の往復＞
一切の急動作無し、一般乗用車のスピードと同じ
・GPR-300とは比べられない程に3速4速コーナーが楽しくて、更には余裕が多く安全マージンが高い
・140ｋｍ走行したのが、タイヤトレッドの周方向のインクは消えたが、ヒゲは全部ある
・極低速のUターンでも楽に安全に倒れて、最小半径で回れてコントロールも容易
・思った以上にゴムは全くすり減っていないし、一切溶けてもいない
・パターンノイズは荒目のアスファルト路面で必ず生じ、30km/h以上で発生
・ある特定の路面で直進巡航がFR・RR供に大変ナーバスで操縦困難
正丸トンネルのコンクリート路面にタテ溝が掘られている路面
＜1年2カ月間タイヤ寿命までを通して＞
10000km位を越える辺りで初期性能よりは徐々に劣化するものの、非常に安心(コーナーリング、制動、ライフ)して走れました。1年を越えると流石にトレッドゴムが薄くなり、タイヤに金属片をはじめ異物を噛む、刺さる事が多くパンクの可能性が多い。前後共にスリップサインが見え出ました。
更にリヤタイヤの断面形状が台形になりました。ゴムが薄い状態での強雨では流石に路面インフォメーションは相当に悪化し冠水した路面では前後とも左右に振られました。1年2カ月15000km、間もなくスリップサインなので、安全で有り満足度が高いので同一タイヤに交換することにしました。
このタイヤの本当に美味しいのはナラシ、皮剥き後から8000kmがピークでしょう。そこから徐々に性能ダウンします。夏場や峠道ワインディングロードではそれなりにタイヤも溶けます。かと言って冬場タイヤが冷えていても極端なグリップダウンもありません。
忘れていけないのが安全性です。コーナーリングもそうなんですが、ブレーキ制動の減少も見逃せません。公道しか走らないのでタイヤのトレッドのキワは当たっても磨耗はしていませんしヒゲも有ります。結果DL GPR-300（1年3カ月14000km）よりも若干長持ちで最後まで安全快適です。当初のGPR-300比2/3のライフと想定していたのに対し、逆に距離も同等以上稼げたのは、とても嬉しい誤算です。
＜ピレリHP公式サイト＞
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/motorcycle/all-tyres/sheet/diablo-rosso-3
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