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フロントブレーキメンテナンス

2017年02月25日 21:28 グー!(31)|コメント(7)

ドゥカティ Monster S2R(800)|モンスターS2R(800)(2006年式)
カスタムでなく、メンテですね。
リアは、タイヤ外さないとやり辛いので、今回はフロントだけ、メンテナンスしました。
手順としては、
・M10のヘキサボルト抜く
・パッドピンの割ピン抜いて、ピンを抜く
・パッド取り外す
・クリップ外す
・洗浄
・各部グリスアップ(シリコングリス&モリブデングリス)
・バラしと逆の手順で組み付け

重要なポイントは、サポートの取付ボルトの締付けトルクと、フリーの状態でブレーキレバーを握らないという点ですね。
締付けトルクは、ブログ等でボルト径のみで選定していたり、他者のブログの受け売りで決めている人などを見かけますが、ブレーキの取付ボルトは、高強度ボルトが使われている事が多く、ボルトの強度区分に合わせて適正な締付けトルクが定められています。
これを無視して、通常のボルトの締付けトルクで締付けた場合、締付けが弱く、最悪の場合、走行中に外れます。一方、強度区分以上の締付けトルクで締めた場合には、ボルトが破断する場合があります。

フリーの状態でブレーキレバーを握ると、ピストンが飛び出してフルード交換とエア抜きが必要になったり、対向するピストンがぴったりくっついて大変な事になったりします。
2017.02.25(土)

写真1:2017年02月25日 投稿

取り外し前の写真を撮り忘れた(; ̄ェ ̄)
すでに洗浄済み。
綺麗なように見えて、かなり汚れてるΣ(゚д゚lll)

写真2:2017年02月25日 投稿

バラしたクリップ、パッドピン、割ピン、ブレーキパッドなど。
こちらも後ほど洗浄。

写真3:2017年02月25日 投稿

フロントブレーキのサポート取付ボルト。
M10のヘキサボルト(キャップボルト)
刻印からすると、強度区分8.8なので、降伏点強度は63.2N・mとなります。
整備雑誌によると、指定締付けトルクは47N・mなので、余裕がありますね。

写真4:2017年02月25日 投稿

ブレーキパッドは、まだ余裕がありますね。先週とっきーも大丈夫と言っていました(笑)
使用によりライニングのエッジが立っているので、なき防止のために角を落としておきます。

写真5:2017年02月25日 投稿

左が、ヤスリで角を削った後、右が削る前。
パッドを載せてる汚いものが、私の手です(; ̄ェ ̄)

写真6:2017年02月25日 投稿

フロントブレーキ清掃後のバケツの水
汚いΣ(゚д゚lll)

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