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TT250R レイド(RAID) シート改造(あんこ抜き+低反発マット)

2010年09月23日 00:19 グー!(0)|コメント(1)

ヤマハ TT250R Raid|TT250Rレイド(1990年式)
この車種に限ったことではなく、オフロード全般ではあるが、短足のため足つきが厳しい。フロントフォーク、リアサスなど調整したが、足の指の付け根の関節がつかないくらいの状態。そこで思い切ってシートを改造することにした。どのくらい改善できるだろうか?

ネットで、シートに低反発マットを入れるというのを見たので、それをやってみることにする。

1回目; イオンで買ってきた、798円のやわらかい低反発まくらを使って改造する。シートのスポンジ部の運転者が乗る部分はほとんど削ってしまい、代わりに低反発まくらを入れる。
感想; 乗り込むとずいぶん沈み込み、びっくりするくらい足つきは改善された。しかし乗っていて、なんとなくケツが底についているような感覚があり、長時間乗っていると、少し痛くなってくる。スポンジがやわらかすぎるのだ。安物を買ってしまい反省。低反発というより、ただのやわらかいスポンジという感じ。じっくり沈み込み、じっくり戻る感じがほとんど無い。

2回目; 1回目に入れたスポンジ(低反発まくら)を外し、その下のケツの体重がかかる部分に、もともとのシートの硬いスポンジを少し入れてみた。その上から外した低反発まくらをほとんどそのままかぶせた。
感想; ケツが底に着いている感じが見事に改善されている。乗っても痛くない。足つきは少し1回目よりは悪くなったけど、それでももとから比べたら大きな改善だ。結局、改造前は足の指の根元の関節もつかない状態だったけど、改造後は根元の間接は楽勝でつくようになりました。

ちなみにシートは、内容はあんこ抜きに近いですが、低反発シートが柔らかくボリュームを必要とするので、完成形はノーマルのシートとボリュームはほとんど変わりません。写真は完成後のものです。ノーマルとほとんど変わらないでしょ。しかし乗ると、ぐっと沈み込むんですよ。

今後皆さんがやられるときは、固めの、ちゃんとじっくり沈み込み、じっくり戻る感じのマットを買われることをお勧めします。その場合でもノーマルのシートは少し(1〜2cmくらい)残した方が賢明と思います。低反発マット(まくら、座布団など)に全体重を乗せる感じでケツを乗せて座ってみると、運転時にどういう状態になるかよくわかります。ケツの下の部分はほとんど厚さがないくらいになります。これじゃ痛くなるわけだと思いました。

今回シート改造に素人ながらチャレンジしましたが、ちゃんと道具と時間と根気があれば、そんなに難しい作業ではないと思いました。
コツとしては、画鋲で一通り仮止めしてから、タッカーを打つこと。前の部分はほとんどいじらないので(特にノーマルの場合は特殊な整形がしてあり外すと後が面倒らしい)、針と表皮を外さずそのまま作業した方が、あとが簡単。

使用した材料; ラジオペンチ(画鋲やタッカーの針を抜くのに使う)、画鋲(シートを仮止めするのに使う)、タッカー(コーナンで数百円で買ったもの、結構使える)、ワイヤーブラシ(最終段階で表面の形を整えるのに使う)、パン切り包丁(スポンジをザクザクと整形する)、紙やすり(表面をきれいにする)

写真1:2010年09月23日 投稿

完成後の足つきです

写真2:2010年09月26日 投稿

タッカー

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