バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

最近は、カーボン調の粘着シートでも、安く質の良い物が増えています。特に、３Dカーボンと称し、表明を樹脂整形して凹凸を付けたものは、ドライカーボン風でなかなか良いです。
しかし、立体形成されたカーボン調シートは、表面に形成された凹凸の方向と、これに反射する光の関係で、カーボン柄を際立たせています。

このため、ウェットカーボンのヌメットしていて、見る角度によって繊維の浮き上がり方が違う雰囲気を出したいと思い、黒の３Dカーボンシートに、クリア塗装を施してしまうと、凹凸が平坦化され、ただの黒潰れになってしまい、カーボン柄が殆ど目立たなくなってしまいます。

今回は、この柄の潰れん解消し、クリア塗装してもカーボン調に見えるようにしたいと考え、色々実験しました。
えぇ、本物のカーボンパーツじゃなきゃダメだ！という方は、こんな実験する必要ありません。あくまで、ファッション性の向上を図るものです。軽量化どころか重量化しちゃいますからね^_^;

で、結論的には、シート表明の色自体が乱反射するものであれば、クリア塗装した場合であっても、カーボン柄が目立つようになると感じられました。このため、シルバーカーボン、いわゆるテキサリウム調のシートを選択し、これをチェーンカバーに貼り付け、クリア塗装を施してみました。

ただカーボン調にするだけでは面白く無いので、ゴールドのカッティングシートで、DUCATIの文字を切り出し、これを貼り付けてみました。クリア塗装を厚塗りし、カーボン調シートとカッティングシートの段差を無くすように磨き上げると、カーボン調シートに文字が埋め込まれているように見えるようになります。

光の当たり加減によって繊維柄の見え方が変わるため、ウェットカーボン風としては、なかなか良いのではないかと、個人的には思っています。よろしければ、見て頂いた方の感想をお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。