ドゥカティ | DUCATI スポルト1000(スポーツ1000) | Sport 1000

車輌プロフィール

ドゥカティが、クラシックスタイルのニューモデルを発表したのは、2003年秋の東京モーターショーでのこと。それから2年以上が経過し、2006年のニューモデルとしてラインナップされたのが、「スポーツクラシック」シリーズ。その第1弾が、スポーツ1000だった。実際には、ポールスマート1000LEも同時に登場しているが、ポールスマート1000LEは台数限定モデルだったため、通常モデルとしての最初のモデルが、スポーツ1000ということだった。スポーツクラシックシリーズが共通して搭載したのは、排気量992ccの空冷L型2気筒デスモドロミック2バルブエンジンで、1気筒あたり2本の点火プラグを持つデュアルスパークを採用。このパワーユニットを、ドゥカティらしいトレリスフレームに搭載し、乾式クラッチと6段ミッションが組み合わされていた。ライダーに前傾姿勢を求める低い位置のセパレートハンドル、バーエンドにマウントされたバックミラーなど、クラシカルな外観でありながら、特性は過激。2008年には、ハーフフェアリング(ロケットカウル)を備えたスポーツ1000Sも登場したが、後発のスポーツ1000Sは、扱いやすい湿式クラッチを採用していた。

2008年 Sport 1000 Biposto (カタログメイン)
2008年 Sport 1000 Biposto 2008年 Sport 1000 Biposto
2008年モデル
ドゥカティ Sport 1000 Biposto

基本スペック

タイプグレード名 Sport 1000 Biposto
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2180
全幅 (mm) 710
全高 (mm) 1030
ホイールベース (mm) 1462
最低地上高(mm) 192
シート高 (mm) 825
乾燥重量 (kg) 187
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 992
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 94
行程(ピストンストローク)(mm) 71.5
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 61
最高出力(PS) 83
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(N・m) 83
最大トルク(kgf・m) 8.5
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DCPR8E
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 YT12B-BS
バッテリー容量 12V-10Ah
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 乾式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 39
チェーンサイズ 525
標準チェーンリンク数 100
フレーム型式 スチールパイプ・トレリスフレーム
キャスター角 24°00′
トレール量 (mm) 92
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 94.5
リアホイールトラベル(mm) 133
タイヤ(前) 120/70R17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 180/55R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム幅(後) 5.5
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計