ホンダ | HONDA ジーダッシュ | G’

車輌プロフィール

元号が平成になって10日後の1989年1月18日に発表され、1月25日に発売されたのが、スポーティスクーターのG'(ジーダッシュ)。2スト49ccのエンジンは、吸排気や燃焼の効率を追求して6.8psの高出力を発揮。フロントサスは油圧ダンパー内蔵のテレスコピック式で、同じくフロントのブレーキは油圧ディスク式と、スタイルのスポーティさに見劣りしない装備が与えられていた。なお、ホンダのスポーティスクーターの系譜上でいえば、DJ-1RR(1988年)の後継となり、ディスクブレーキ装備ということでは、ディオSR(1990年)へとつながるモデルだった。

1989年 G’ (カタログメイン)
1989年 G’
新登場
1989年モデル
ホンダ G’

吸・排気効率や燃焼効率を追求した空冷2ストロークエンジン(49cc)を搭載。6.8ps/7,000rpmの最高出力を発揮すると同時に、力強さと中高回転域でのパワーの伸び感を両立させていた。フロントに路面追従性の良い油圧ダンパーを内蔵したテレスコピックサスペンションを採用。フロントのブレーキディスクは、放熱効果の高い孔あきタイプだった。

基本スペック

タイプグレード名 G’
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-AF23
発売年 1989
発売月 1
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1585
全幅 (mm) 650
全高 (mm) 1005
ホイールベース (mm) 1140
最低地上高(mm) 110
シート高 (mm) 715
乾燥重量 (kg) 59
車両重量 (kg) 63
最小回転半径(m) 1.7
乗車定員(名) 1
原動機型式 AF18E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 7.2
最高出力(PS) 6.8
最高出力回転数(rpm) 7000
最大トルク(kgf・m) 0.73
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PB80
燃料タンク容量 (L) 3.6
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR8HS
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YT4L-BS
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 0.80
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 アンダーボーン
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 74
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 80/90-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 34
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 80/90-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 34
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス