ホンダ | HONDA ロードフォックス | ROADFOX

車輌プロフィール

ロードフォックスは、後ろ二輪のホンダ「スリーター」シリーズ5番目のモデルとして、1984年7月に発売された。ストリーム(1981年)に始まったシリーズ4モデルとの違いは、ロードフォックスはパイプフレームとワイドな後輪で、三輪バギーがイメージされていたこと。49ccの空冷2ストエンジンに組み合わされたチャンバーは後輪の上(シートの後方)で、それもバギー風だった。ミッションは無段階変速ではなく、2速オートマチック。始動はセルのみ。ロードフォックスに続いたスリーターは、宅配などビジネス用途向けのジャイロUP(1985年)。スリーターは、ビジネスバイクに適したジャンルとして残っていくことになった。

1984年 ROAD FOX (カタログメイン)
1984年 ROAD FOX 1984年 ROAD FOX
新登場
1984年モデル
ホンダ ROAD FOX

排気量49ccの空冷2スト単気筒エンジンは、4.0psを発生。30km/h定地走行時の燃費は、リッターあたり72km。タンク容量は3.7リッターだった。二輪車のようなスタンドはなく、パーキングロックで駐車できた。

基本スペック

タイプグレード名 ROAD FOX
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-TB10
発売年 1984
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1595
全幅 (mm) 605
全高 (mm) 915
ホイールベース (mm) 1195
最低地上高(mm) 70
乾燥重量 (kg) 59
車両重量 (kg) 63
最小回転半径(m) 1.7
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 72.0
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 TB08E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
内径(シリンダーボア)(mm) 41
行程(ピストンストローク)(mm) 37.4
圧縮比(:1) 6.7
最高出力(PS) 4
最高出力回転数(rpm) 6000
最大トルク(kgf・m) 0.49
最大トルク回転数(rpm) 5500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 3.7
満タン時航続距離(概算・参考値) 266.4
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BP6HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YT4L-BS
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.20
クラッチ形式 湿式・単板・遠心
変速機・操作方式 自動変速
変速比 1速 1.623/2速 1.000
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 49
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 3.00-8
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 2PR
タイヤ(後) 4.50-6
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 2PR
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.25
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.00