クシタニがサーキット走行に最適な新型プロテクターをリリース
クシタニのブログ
2021年1月1日より、MFJロードレース競技規則10項 ライダーの装備における
脊柱プロテクションと胸部プロテクションの規格が改訂されることとなりました。
内容としては、脊柱プロテクションはCE規格「EN1621-2(Level 1 または 2)」適合品の使用、
胸部プロテクションはCE規格「EN1621-3(Level 1 または 2)」適合品の使用が義務付けられるというものです。
クシタニはこの度、そのレギュレーションに対応した新型のプロテクターを開発、販売を開始しました。
実は従来より販売している胸部用プロテクター「K-4409 コロイドブレストパッド」についても、今回の規格に対応しており使用が可能です。
しかしながら、こちらの商品はもともとツーリング用として開発されたもの。
公道での使用においては、プロテクター自体に強度を持たせて安全性を高めることが有効ですが、レースともなると安全性はもちろん運動性を極限まで高めることが求められます。
そこで、moto2やmoto3といった世界ロードレース選手権に参戦するライダーをはじめ、クシタニのサポートライダーとともに開発されたのが今回の新商品なのです。
装着いただくとわかりやすいのですが、レース用プロテクターは非常にしなやか。
身体の動きを妨げることなく、やわらかなフィット感があります。
さらにネオレーシングバックプロテクターとネオレーシングブレストパッドは、併用時に組み合わせて装着することが可能。
これによりさらに身体に密着させ、装着位置を保持することができます。
身体に添わせて使用するものなので、それぞれのプロテクターはメッシュ状のカバーで覆われています。
風の通り道を作ることで、装着時の蒸れを防ぎ快適さを向上させます。
レースのレギュレーション適合品としてご紹介しましたが、サーキットでしか使えないということではありません。
これらのプロテクターはレーシングスーツの着用時だけではなく、通常のライディング時にもご使用いただけます。
ジャケット用のプロテクターと異なり、直接身体に取り付ける仕様なので、例えばプロテクターの入っていないジャケットをライディング時に着用したい場合等にも活躍するでしょう。
クシタニでは肩・肘などこの他の部位のプロテクターに関してもCE規格適合のものとそうでないもの、ハードなものとソフトなものなど種類があります。それはご自身のご利用シーンやお好みに合わせて、最適な組み合わせを選んでほしいから。
例えば背中と胸部は安全性重視のハードタイプ、肩と肘は着心地重視のソフトタイプなどとすることが可能。ロングツーリングの日はハードでかためて、ちょっとそこまでのときはライトに着こなす、そんなこともできてしまいます。
バイクのパーツをカスタムするように、ライディングウェアも、お好みの一着に仕上げてみてください。
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